6月13日に三河コンヴェクションアカデミーウィークエンドセミナーを開催しました。
イベント報告 | 2010年6月16日
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講演する谷助教 |
6月13日に、新城市七郷一色地区にある新城市鳳来地域間交流施設において、建築・都市システム学系の谷 武助教を講師として本年度第1回目のウィークエンドセミナーを開催しました。
このセミナーはすでに廃校になっていた旧七郷一色小学校を利用して地域間交流の学術的拠点として平成18年度に設立した「三河コンヴェクションアカデミー」事業の一つとして実施しているもので、新城市、愛知大学と連携しながら毎年開催し、今回で19回目を迎えました。
今回は「鳳来地区における大貝・谷研究室の取組の紹介」と題して、深刻な過疎、高齢化を食い止めるための全国的な先進事例として広島県安芸高田市川根地区における様々な取組事例の紹介や、昨年11月に地元鳳来町で同研究室が実施した「鳳来北西地区くらしの集い」について紹介がありました。この取組は、将来の高齢化社会を見据えて必要となる様々なサービス機能(医療、娯楽、学習、販売、飲食、送迎)の拠点を、1日だけ地元の小学校に集約してみるという試みで、この取組の成果についてわかりやすく説明がありました。
今回はあいにくの小雨模様の中、20代から80代までの幅広い年齢の36名もの参加があり、会場はほぼ満席の状態でした。
なお、次回の本学の担当は、9月で、講師は先端農業・バイオリサーチセンターの三枝正彦特任教授の予定です。