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JSPS若手研究者交流支援事業によるワークショップを開催しました。

イベント報告 | 2010年4月 5日


本学における議論の風景

建設工学系泉田英雄准教授がコーディネータとなり、3月1日から2週間にわたり、日本学術振興会東アジア若手研究者交流支援事業~東アジア首脳会議参加国からの招へい~「地域建築遺産の研究と保存」のワークショップを開催しました。

この事業には、チュラロンコン大学(タイ)、マレーシア工科大学(マレーシア)、バンドン工科大学、ガジャマダ大学(インドネシア)の講師・大学院生8名が参加し、また東京大学と天津大学からそれぞれ1名の大学院生が参加しました。参加者は東愛知にゆかりの深い木材と土の資源と建築産業との関わり合いの講義を受け、それぞれの国における資源と利用の問題について議論しました。また、木材需要を支える山造りの重要性を認識するため、東愛知の林業と木材業をはじめ、日本の林業と製材業の現場を視察しました。さらに、伝統的な建築造りと文化財の修復保存に関して講義と視察を行い、日本における歴史的建築遺産に対する恒常的な取り組み、来るべき地震災害に備えた対策、輪島を事例にした災害後の復興の取り組みなどを実際に現地まで足を運び、視察を行いました。短期間ではありましたが、参加者全員が積極的に議論に参加し、密度の濃いワークショップとなりました。

 

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西郷林業(新城市)での視察の様子西郷林業視察の後記念撮影
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震災復興事業について説明を受ける参加者たち二川宿本陣資料館における歴史体験



 

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