山内 高弘(やまうち たかひろ)
所属 | 先端農業・バイオリサーチセンター |
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職名 | 特任准教授 |
専門分野 | 園芸学/農業普及学/農業経営学 |
学位 | 博士(学術)(三重大学) |
所属学会 | 園芸学会/日本農業普及学会 |
yamauchi@recab ※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください |
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研究室web | http://www.recab.tut.ac.jp |
研究者情報(researchmap) | 研究者情報 |
研究紹介
花き園芸を中心に、栽培技術の改善、バイオマス利用による省エネルギー化、経営改善を計るための様々な研究を行っています。
テーマ1:地域資源を活かした施設栽培における薪ストーブの実用性検証
概要
山間部で間伐された木材は、放置されたままのものが多い。平成23年度の愛知県新城市における間伐材伐採量は 38,543㎥で、その内、未利用が 22,000㎥で、利用率は44%程度になっている。その対応策として、薪ストーブ(商品名ゴロン太)の導入が考えられる。これは、太さ20cm(長さ100cm)の丸太3本を入れると、8時間以上燃焼し、燃焼カロリーが最大40,000kcal/時間になり、重油ボイラー150型に匹敵する。この間伐材を、施設園芸の熱エネルギー源として使えば、地域資源の有効利用につながると思われ、その実用性検証を行っている。
キーワード
バイオマス暖房 間伐材
テーマ2:LEDの夜間近接照射栽培の実用性検討
概要
LEDは、低発熱、低消費電力等の特徴があり、近接照射による光合成促進が期待できる。さらに、夜間の安定した温度、湿度、炭酸ガス濃度下での光照射は生産性向上に寄与すると考えられるが、実際に検証された事例は少ない。そこで、白赤混合のLEDを用いて、植物体より約10cmの照射距離で近接照射を行い、植物の生育開花に及ぼす影響を確認し、その実用性を検討している。
キーワード
LED 夜間近接照射
テーマ3:小ギクの露地栽培における直挿しの実用性検証
概要
中山間地における鳥獣被害のない作目として、小ギク栽培の導入が考えられ、その栽培が普及している。挿し芽・定植方法の省力技術として、露地の直挿し栽培技術の導入を目的に、直挿しの時期、方法(ビニール、ポリ、寒冷紗の被覆方法)、品種等の違いによる、活着(発根)への影響やその後生育、開花への影響を検討している。
キーワード
小ギク 露地直挿し栽培