開学40周年記念事業

文字サイズ
検索

学部・大学院

ホーム > 学部・大学院 > 教員紹介 > 電気・電子情報工学系 > 上原 秀幸(うえはら ひでゆき)

上原 秀幸(うえはら ひでゆき)

所属 電気・電子情報工学系
兼務
職名 教授/学長補佐(教育戦略担当)
専門分野 無線アクセス方式 / マルチホップ通信 / センサ・アドホックネットワーク
学位 博士(工学)(慶應義塾)
所属学会 電子情報通信学会 / 情報処理学会 / IEEE
E-mail uehara@
※アドレスの末尾に「tut.jp」を補完してください
研究室web http://www.comm.ee.tut.ac.jp/

研究紹介

"It is dangerous to put limits on wireless." と無線通信の父Guglielmo Marconiが言っているように、無線システムは我々の生活を豊かにする無限の可能性を秘めています。我々は、通信理論、ネットワークアーキテクチャ、および信号処理に基づいて、無線アクセスとマルチホップ通信による新しい通信ネットワークの実現を目指しています。 具体的には、センサやアドホックネットワークなどの自律分散システムにおいて、限られた無線リソースを有効に共有するためのアクセス制御、協調接続のためのネットワーク制御、高品質な通信のための信号処理に関する研究を進めています。

テーマ1:無線ネットワーク

概要
無線センサネットワークにおけるクラスタ構成実験

無線ネットワーク、特にセンサネットワークやアドホックネットワークなどの自律分散ネットワークでは、低遅延でより多くのデータを配信するために接続性を高く保ち、さらに長期間運用するために節電することが重要です。 我々は、IoTまたはトリリオン・センサ・ユニバースで使用することを見据え、メディア・アクセス制御やトポロジ制御などのリソース利用効率の高いプロトコルの設計と構築を目指しています。

主な業績

[1] 杉本健二, 宮路祐一, 上原秀幸,“異種アンテナの混在するアドホックネットワークにおけるメディアアクセス制御方式の特性評価,” 信学論B, Vol.J100-B, No.3, pp.226-234, Mar. 2017.
[2] Sho Sasaki, Yuichi Miyaji, and Hideyuki Uehara, “A novel framework of routing policy for energy-efficient wireless sensor networks: Progress-based nearest forwarding,” IEICE Communications Express, 2016.
[3] 高 博昭, 上原秀幸, 大平 孝, “結合エントロピーに基づくデータ集約モデルの導出と省電力センサネットワークへの適用, 信学論B, Vol.J95-B, No.02, pp. 238-245, Feb. 2012.
[4] Daisuke Maeda, Hideyuki Uehara and Mitsuo Yokoyama, “Efficient clustering scheme considering non-uniform correlation distribution for ubiquitous sensor networks,” IEICE Trans. Fundamentals, vol. E90-A, no. 7, pp, 1344-1352, July 2007.

キーワード

MACプロトコル、トポロジ制御、マルチホップ通信、低消費電力

テーマ2:センシング・システム

概要
無線マルチホップ電力伝送における共振器の位置推定実験

物理量を電気信号に変換するセンサは、処理機能と通信機能を備え、さらにそれらのセンサが多く集まり互いに接続されることで、センシングシステムとなり新たなサービスを創出することができます。我々は、センサや人などの移動物体の位置推定や無線マルチホップ電力伝送システムにおける共振器位置推定などの電波特性を利用した新しいセンシングシステムの開発を目指しています。

主な業績

[1] 岩倉有佑, 宮路祐一, 上原秀幸, “移動アンカノードを利用した無線センサネットワーク向け位置推定手法におけるアンカ点群選択アルゴリズム,” 信学技報, vol. 116, no. 509, ASN2016-91, pp. 101-106, Mar. 2017.
[2] “2次元マルチホップワイヤレス電力伝送における位置推定,” ワイヤレス・テクノロジー・パーク, May 2016.
[3] Takeru Miwa, Huynh Huy Lam, Yuichi Miyaji, and Hideyuki Uehara, “Localization of Two Receivers in Two-dimensional Multi-hop Wireless Power Transfer System via Magnetic Resonance Coupling,” Irago Conference, P57, Nov. 2016.
[4] Akiro Shimada, Yuki Ito, Hideyuki Uehara, and Takashi Ohira, “Effect of Hop Counts on Power Division Ratio in Multi-hop Power Transfer via Magnetic Resonance,” Proc. IEEE Wireless Power Transfer Conference (WTPC2013), TH-P-18, May 2013.

キーワード

移動体センシング、電波伝搬特性、位置推定

テーマ3:全二重マルチホップ通信

概要
指向性マルチホップ無線通信実験

無線ツールやセンサが広く普及したことで、通信トラフィックは急速に拡大し、無線リソースが逼迫しています。帯域内全二重通信は、現在の無線LANなどで使用されている半二重通信よりも原理的に容量を2倍にすることができます。しかしながら、自己干渉を抑制する必要があります。 しかも、マルチホップ通信のためのプロトコルはまだ設計されていません。 我々は、時空間制御により無線リソースを効率的に利用できる帯域内全二重マルチホップ通信システムのための自己干渉キャンセラとアクセスプロトコルを開発することを目指しています。

主な業績

[1] Kazuki Komatsu, Yuichi Miyaji and Hideyuki Uehara, "Frequency-Domain Hammerstein Self-Interference Canceller for In-Band Full-Duplex OFDM Systems," IEEE Wireless Communications and Networking Conference, Mar. 2017.
[2] Kazuki Komatsu, Yuichi Miyaji, and Hideyuki Uehara, “Low Computational Complexity Training Scheme for Orthogonalized Parallel Hammerstein Self-Interference Canceller,” Irago Conference, P88, Nov. 2016.
[3] Hiroki Matoba, Yuichi Miyaji and Hideyuki Uehara, "Demo: Multi-hop Wireless Communication System to Evaluate Direction Oriented Routing Protocol," IEEE Vehicular Networking Conference, pp.129-130, Paderborn, Germany, Dec. 2014.
[4] 宮路祐一, 君島秋人, 大場昌範, 山川太一, 上原秀幸, 大平孝, “GNU Radio/USRPとエスパアンテナを用いた指向性MACプロトコル評価システム,”信学論B, Vol. J96-B, No.2, pp.83-91, Feb. 2013.

キーワード

全二重通信、自己干渉除去、マルチホップ通信、時空間制御

担当授業科目名(科目コード)

通信工学 I / 通信工学 II / 情報ネットワーク / 情報通信システム論


ページトップへ