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波動工学研究室(大平研)が「電化路面から自動車ホイールへの送電実験」に成功しました。

トピックス | 2012年6月28日


01_s.jpg  図A
 
 

02_s.jpgデモ実験の様子

 
 

03_s.jpg記者説明会の様子

豊橋技術科学大学 電気・電子情報工学系 波動工学研究室大平孝教授)は電化道路電気自動車EVER (Electric Vehicle on Electrified Roadway) の実現を目指して研究を進めてきました。EVERとは大容量バッテリを車載せず、道路インフラからエネルギを集電して、電気鉄道のように走行する理想の電気自動車です。もしEVERが実現できれば、現在のEVの普及を妨げている主要3大要因:1)航続距離が短い、2)充電時間が長い、3)車両価格が高い、を一括に解決することが期待できます。

 

同研究室では電車のパンタグラフの働きを自動車のタイヤが果たせないか(タイヤは常に路面に接地していることに着目)と発想。タイヤはゴム製なので通常の50/60Hzの電流はまったく流れません。そこで、電流を10MHz以上の高周波エネルギーに変換してタイヤに供給するというしくみを考えました。このたび、路面下に埋設したアルミ板から車輪のアルミホイールへ電力を伝送する実験に成功するに至りました(図A)。成功のポイントは、路面下導体板とタイヤ内スチールベルト間の静電容量C1、ならびに、スチールベルトとアルミホイール間の静電容量C2をうまく利用して高周波回路を構成したことです(図B)。高周波電源(インバータ)からのエネルギーがこれら静電容量を介して車軸に伝わり、その結果100W白熱電球が明るく輝きました。この技術で主要幹線道路が電化できれば、小さなバッテリの電気自動車で長距離旅行することが夢ではなくなります。

この成果は、7月5日にパシフィコ横浜で開催されるワイヤレステクノロジーパーク2012にて招待講演およびデモ展示します。

 

6月27日に行った記者説明会の模様が、同日の次のテレビ番組で放送されました。
○NHK 「ほっとイブニング」
○CBC 「イッポウ」
○名古屋テレビ(メ~テレ) 「UP!」
(順不同)

また、次の新聞各紙に取り上げられました。

○読売新聞
○朝日新聞
○中日新聞
○日刊工業新聞
○中部経済新聞
○東愛知新聞
○東日新聞

(順不同)

  zu.jpg
 図B


 

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