4月12日にトヨタ紡織株式会社の箕浦輝幸代表取締役会長が本学を視察されました。

イベント報告 | 2012年4月16日

4月12日にトヨタ紡織株式会社代表取締役会長　箕浦輝幸氏が、本学の研究施設等を視察されました。

EIIRIS-1、2、3（エレクトロニクス先端融合研究所、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー、ＬＳＩ工場）では、エレクトロニクスと医学、農業などの異分野融合領域において、ニーズオリエンティッドの設計・製作・評価を一貫して行える最新のセンサデバイス統合型研究設備とイオンイメージングデバイスなどの主な研究成果を、また、ゲノム解析・生化学系テニュアトラック教員の活動を中心とした生物実験室と藻類やバイオリメディエーションなどの研究紹介を受けました。

また、視覚認知情報学研究室では、認知神経科学の立場からの質感と環境条件の関係や質感を決めるフューマンファクタ分析などの研究とそれを取り込んだ質感評価装置などを、また、人間・ロボット共生リサーチセンターでは、環境と一体化した医療福祉・介護ロボット等の研究紹介を受け、実際に介護ロボットや介護ベッドの操作に触れられて体験されました。さらに、ナノマテリアル研究室では、機能性カーボンの作成およびその応用デバイスや、未来ビークルのエネルギー効率の評価研究などについて紹介を受けました。

各研究分野の方針や応用について、箕浦会長からは、長年携わってこられた自動車業界での豊富なご経験に基づく貴重なアドバイスをいただきました。
 

LSI工場視察の様子		視覚認知情報学研究室視察の様子
人間・ロボット共生リサーチセンター視察の様子		ナノマテリアル研究室視察の様子