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「ロボット技術分野の学生招聘プログラム」を開催しました。

イベント報告 | 2010年11月25日


 

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 コンテストの様子
 

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 コンテストの優勝チーム
 

11月16日~19日にロシアのコヴロフ国立工科アカデミー等6大学から15名の教員・学生を受け入れ、本学で日露青年招聘事業「ロボット技術分野の学生招聘プログラム」を開催しました。


この事業は、日本とロシアの政府間協定に基づき日露青年交流センターにより実施されているもので、昨年は、NHKロボコンで過去6回の優勝経験をもつ本学ロボコン同好会のメンバーが中心となる日本チームがロシアに招へいされ、今年はロシア国内各地から選抜された大学の学生が日本を訪問することとなりました。日本からは本学のほか、東大、東京農工大の学生4名も参加しました。


初日には三浦教授(情報・知能工学系)が「パーソナルサービスロボットのための環境認識」をテーマに講演し、ロシアの学生からは「ロボットをどの程度自作しているのか」、「使っている機材の性能はどれくらいなのか」など質問が相次ぎました。次いで一行は今年4月に新設された人間・ロボット共生リサーチセンターを寺嶋センター長の案内で見学した後、日露混合メンバーによるチームに分かれ、共同でロボットの制作を行いました。


最終日には製作したロボットによるコンテストが開催され、ロボットを黒線の引かれたコース上を走らせながら、途中で与えられたミッション(空缶を倒す・空缶を取り込みゴールまで運ぶ等)を遂行し,走行時間と遂行したミッションの難易度・数に応じた点数を競い合いました。優勝チームには鈴木新一教授(総合教育院)、佐野助教(機械工学系)より賞状等が授与されました。


参加した学生からは、「言葉は違っても技術者同士通じるものがある。日本の学生のレベルが非常に高く、とても勉強になった。」「言葉の壁を越えて、お互いが良く理解できたチームが強かった。」「日本の先端技術は人々に新たな可能性を与えており、特に環境と調和しているところがすばらしく、今後学んでいきたい。」等の声が聞かれ、両国の若い世代がお互いを理解する良い機会となりました。

 

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レセプションでのロシア人学生の挨拶   レセプションでの記念写真


 

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