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Chapter01

再編後の高専−技科大連携 〜より緊密な連携を目指して〜/高専連携室長 若原昭浩(わかはら あきひろ)
高専-技科大連携研究報告会での発表
同報告会での優秀発表賞授賞の様子
近年の科学・技術の高度化に伴い、技術者に求められる知識、想像力、倫理観は、ますます高いものとなっています。本学では、これらの社会変革に対応するため、平成22年度に課程・専攻の再編を行いましたが、本学在籍者の8割を占める3年次編入生が学んだ高専においても、モデルコアカリキュラムやグローバル人材育成のための制度導入などの変革が進んでいます。高専では、多様な技術に触れ、高度な技術的スキルを体得した人材養成を基本としています。技科大では、高専で身につけた能力を前提に、自然現象などのより深い造詣・理論的理解を付与することで、新たなテクノロジーを創出できる人材の養成を目指しています。しかし、年々要求が高度化する技術者・研究者を育成するには、高専と技科大が、これまで以上に連携を深め、タッグを組んで育成すべき人材像を共有しつつ、それぞれ役割を分担して教育にあたることが大切だと思います。

本学では、高専との連携を更に強化すべく、高専の教員と技科大の教員が共同で技術者育成の教育を企画推進するための教育プロジェクトを進めています。この中では、共同で使用可能な教科書の執筆や、遠隔地教育システムを活用した予習・復習用教材や、自己能力評価のための仕組みを検討しています。また、高専の先生方と連携した連携研究制度、学生の発表会などの連携活動も行っています。これらの取り組みの中では、昨年3月に大震災に襲われた東北地方の5高専で、震災後の対応に際して学生が発揮した「自立した技術者マインド」を伸ばしていく方向で、新しい連携活動を進めて行きたいと思います。
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Chapter02

研究基盤センターのご紹介/研究基盤センター長 滝川浩史(たきかわ ひろふみ)、准教授 中野裕美(なかの ひろみ)、講師 安部洋平(あべ ようへい)
オープンキャンパス体験学習の様子
オープンキャンパス体験学習の様子
センター長 滝川浩史
研究基盤センターは、分析支援と工作支援の二つの部門で構成され、学内の研究教育支援活動を推進しています。

●分析支援部門
研究基盤センター 准教授(専任) 中野裕美
分析支援部門は、共同で利用する大型分析機器を集中管理しています。教員や学生がいつでも自由に利用できるように、定期的に取り扱い講習会を開催しています。高度な操作技術や解析技術を要する分析機器については、分析技術相談や委託分析も行っています。地域に向けた取り組みとして、高専・高校教員や技術者等のための「技術者養成研修」を開講しており、好評を博しています。さらに、最先端の技術科学に関する「特別講演」を毎年開催し、学内外の多くの方が聴講されています。本年度のオープンキャンパスでは、センターの分析機器を使って、「低温の世界とミクロの世界を体験しよう」という体験型のイベントを企画し、小学生から大人まで多くの方に楽しんでいただきました。

●工作支援部門
機械工学系 講師(併任) 安部洋平
工作支援部門は、主に実験実習工場に設置されている様々な工作機械を集中的に管理し、実験実習をはじめ、研究用部品製作のための利用サービスを行っています。主な工作機械については定期的に技能講習会を開催し、利用者の技術向上に努めています。高度なテクニックが必要な機械加工や部品製作については、熟練の技術職員・スタッフが請け負ったり、手助けしたりしています。ロボコン同好会や自動車研究部の活動を支援したり、オープンキャンパスでは炭酸ガスレーザ加工機を利用した体験実習などを行なっています。
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Chapter03

大学での学習について/教務課教育支援係長 永田一(ながた はじめ)
大学での学習は、高等学校までと違い、学生自身が卒業するために必要な単位数や条件を理解し、自分の修得したい科目を履修登録し、授業の出席、試験やレポート提出により単位修得、卒業を目指します。
                                                     
卒業するために必要な単位数や条件は、4月の入学当初に「履修ガイダンス」があり、そこで「履修要覧」や「時間割」について説明をします。そして授業の内容は、「シラバス」により提供されます。このシラバスとは、授業の目標、毎週の授業の内容、教科書、達成目標、成績の評価法や教員に相談する「オフィスアワー」等が記載されている授業紹介のことです。 

大学では、授業等でわからないことは自分で解決していかなければなりません。わからないことをわからないままにしていると単位は修得できません。

先輩・友達に相談する。教員・職員に相談する。教員に相談する「オフィスアワー」制度を利用する。教員には相談しづらいという場合には、大学院生が、数学・物理・化学・英語等基礎科目について相談にのる「学習サポートルーム」制度があり、毎週決まった時間に相談場所に先輩がいて相談することができます。問題解決のひとつの方法として活用していただければと思います。

大学では、上記のようないろいろな資料や制度の整備がされています。資料をよく読み、制度を活用し、“自分から一歩”前に踏み出し、単位修得、卒業を目指しましょう!   
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Chapter04

新聞で報道された豊橋技術科学大学(平成23年6月〜平成24年1月)/秘書室調べ
平成23年6月から平成24年1月までに新聞に掲載された事項をまとめたものです。詳細はこちらをクリックしてください。
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