豊橋技術科学大学 派遣型高度人材育成協同プラン

豊橋技術科学大学
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教育プロジェクト概要

教育プロジェクトの内容

(1)教育プロジェクトの概要

(2)教育プロジェクトの内容について

(3)実施計画について

(4)本プロジェクトの有効性及び波及効果について

(5)本プロジェクトの評価体制

(6)大学・企業及び学生との間における守秘義務、知的財産権、安全管理及び賠償責任等に対する取り扱いについて

 

本プロジェクトの評価体制
 本プロジェクトの評価体制は,教育プログラムの正課としての成績評価,連携企業及び学生による相互評価,運営・制度上の自己評価,外部評価,及びプロジェクトの総括に要約される。その概要を図4に示す。以下,個別的に評価システムを述べる。

本プロジェクトの評価システムの概要

図4.本プロジェクトの評価システムの概要

成績評価システム:

上述のように本プロジェクトは博士前期課程における正課として実施される。成績評価は,事前・期間中・終了後の各段階を通して行う。事前評価は,指導教員と受入機関の指導責任者と学生の三者間での研究打合せを通して,派遣先での研究に対する学生の理解度や守秘義務意識の向上などについて行う。期間中の評価は学生からの開始通知と中間報告,数度による教員の視察で行う。終了後の評価は教員による評定書及び学生からの中間・最終報告書の提出,公開報告会の実施を通じて行う。公開報告会では目的とする技術開発研究が達成されたか,学生自らのアイデイアで研究が発展したか,産学連携による教育効果が上がったか,などについて評価する。以上の各段階での成績評価を総合して各課程で全教員が参加する判定会議により成績評価を行い,教務委員会で審査・認定する。

連携企業及び学生による相互評価:

実務訓練の目的が就労体験を通じての実践思考型の技術者養成であるのに対し,本プロジェクトではMOT能力に優れた社会環境即応型のリーダー技術者養成が目的であり,これに対応したより細やかな相互評価システムを導入する。連携企業は,本プログラムへの評価と学生が実施した研究の進捗度,達成度,その他の能力等について,企業内の研究者・技術者と同様の評価(評定書の提出)を実施する。学生は同様な項目について自己評価を行い(中間及び最終報告書の提出),これら双方の評価に基づいて,連携企業担当者,学生,本学教員等の少人数からなる意見交換会を実施する。また,実務訓練で既に実施している学生及び受入側両方に対する訓練内容,取組み,受入体制等についてのアンケート調査を本プログラム用に改訂して実施する。それぞれの項目について企業評価と学生評価を比較検討することにより,学生教育の糧とするとともに共に,本プログラムの改善を図る。運営・制度上の問題点,改善点については,アンケート分析なども経て逐次実務訓練実施委員会で検討していく。

公開報告会と外部評価:

図2に示した統括グループが,特定情報や知的財産に関する厳密な守秘義務と管理体制の下での公開報告会を企画して行う。具体的には,従来実務訓練で行われている実務訓練発表会を本プロジェクト用に改訂して公開報告会とする。報告会では,連携企業担当者,学生,本学教員の三者が列席し,目標に照らし合わせた技術開発研究,産学連携教育及び人材養成が行われたかを確認する。さらに,外部評価機関として本学独自の制度で設置されているアドバイザー会議へ詳細な報告を行い,検証を毎年受ける。本プロジェクトの制度に関しては,3年目(平成20年度)にシンポジウムを開催して一般的評価を行い,活性化を図る。最終年度に再度シンポジウムを開催し,本プロジェクトの総括を行う。

 

 

 

 

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