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日本学術振興会・平成27年度外国人研究者招へい事業(短期)主催 ジャン=マルク・レヴィ=ルブロン名誉教授講演会を開催します。

2015年5月 7日


ジャン=マルク・レヴィ=ルブロン名誉教授講演会

日本学術振興会・平成27年度外国人研究者招へい事業(短期)主催 ジャン=マルク・レヴィ=ルブロン名誉教授講演会を開催します。
*学生、教員を含め、どなたでもご参加いただけます。予約は不要です。

日時: 平成27年5月7日(木)14:40~16:10

場所: 本学講義棟 A2-101

言語: 発表は英語。但し日本語原稿と通訳あり。

講演名:
「現代科学技術(テクノサイエンス)のパラドックス」
"The paradoxes of contemporary technoscience"

講師:
ジャン=マルク・レヴィ=ルブロン Jean-Marc Levy-Leblond(ニース大学名誉教授)

講演概要:
Modern science has a past of a few centuries. How many centuries is its future to last ? Since the Scientific Revolution at the beginning of the 17th century, technical practice and scientific activity have progressively converged, the first one inspiring the second before being fecundated by it, although rather lately (19th century). The historically hitherto unknown efficiency of this coupling has led in the 20th century to science being threatened by its very success; progressively invaded by the technology it has generated, science becomes technoscience. This new form of social organization of knowledge production, dominated by economical and political agendas, leads to material activity overcoming intellectual activity; transforming the world undermines its understanding. We could well witness in the near future a paradoxical return to the situation preceding the Scientific Revolution where very sophisticated forms of technical craftsmanship developed without any theoretical basis. This paradoxical situation will be illustrated on economic, social, epistemological and cultural grounds.
現代科学には数世紀の歴史がある。ではあと何世紀の未来が残されているだろうか。17世紀初頭の科学革命以来、技術的な実践と科学的な活動は次第に収束し、後者が前者を引き起こしていた時代の後に、科学が技術によって豊かにされるようになった ?? もっとも、この豊穣化は大分後になって(19世紀)のことであるが。そのときまで歴史的には未知のものだった、科学と技術のカップリングからなる有効性によって、科学は20世紀において、自身の成功そのものによって脅かされるようになってしまった。自らが産み出したテクノロジーによって徐々に浸食されることで、科学はテクノサイエンス(科学技術)になった。知識生産にかかわるこの新たな社会体制の形式は、経済的・政治的な行為に支配されることで、知的活動を圧倒する物質的活動へと導かれている。世界を変革することが、世界への理解を掘り崩しているのだ。私たちは近い将来、科学革命以前の状況へと逆説的にも舞い戻ってしまう事態を目撃することになるかもしれない。科学革命以前の、職人たちの技能のきわめて洗練された形式がいかなる理論的な土台もなしに展開していた状況である。講演ではこのパラドキシカルな状況を、経済的、社会的、認識論的、そして文化的土台の上で描き出す予定である。

チラシもご参照ください。

問い合わせ先: 総合教育院講師 中村大介(nakamura<at>las.tut.ac.jp)

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