平成22年度JICA課題別研修「地域産業育成のための産学官連携コーディネータ養成」を開始します。

2010年10月 5日

本学では、平成22年10月5日（火）から11月12日（金）まで、工学教育国際協力研究センター（ICCEED）が中心となり、独立行政法人国際協力機構（JICA）の課題別研修「地域産業育成のための産学官連携コーディネータ養成」を実施します。今回は、フィリピン、ラオス、タイ、ケニア、メキシコ、フィジーの6ヶ国から9名が参加します。大学教員の立場で産学連携を担当する者ばかりでなく、産業振興所管官庁の行政官など異なる立場、視点からの活発な意見交換が生まれることが期待されます。

本学では平成19年度から3年間、自動車製造業を中心とした関連企業の産業集積によるクラスター形成が進んでいる東三河地域という立地を活かし、JICA課題別研修「自動車裾野産業育成のための産学官連携コーディネータ養成」を実施しました。本研修はその経験や評価を踏まえ、自動車製造業に限らず、より広く地域産業の振興に資する人材を育成するため、今年度より３年計画で実施するものです。

さらに、今年度から日本での研修だけでなく、研修員の帰国後に日本から研修講師たちが本国の研修員を訪問して、彼らが各国で取り組む産学官連携の促進をサポートするフォローアップ研修も行う予定です。

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