①地域産学官金協創プラットフォームとして、「技術科学統括協議会」を設置し、産業界のニーズを直接吸い上げる 仕組みを整備。地域産業界・自治体との連携を強化し、大学経営に反映できる体制を構築した。 ②産学連携促進のためのインフラ整備として、技術シーズ約4,000件を検索可能なデータベース「研究シーズの泉」 を構築し、25,604 件のアクセス、11 件の技術相談に結びつけた。また、AI 自然言語処理技術を活用した「AI コー ディネーター(AICo1.0)」を開発し、マッチング業務を DX 化した他、両技科大の強み分野の研究設備をオープ ンラボとして整備し、共同研究への移行を促進した。 ③人材育成構想による地域貢献と収益化を目指し、数理・データサイエンス教育を含む 1,000 科目以上のコンテンツ を整備し、有償サービスとして提供した他、企業向けセミナーや出前講義も実施した。また、コロナ禍でリモート 授業を定着させ、両技科大間の教育コンテンツ相互利用を実現させた。併せて、地域産業界との連携強化として、 イノベーションフェアや産学連携フォーラムを開催し、地域企業との協働を促進した。 (3)国立大学・研究基盤強化推進補助金(国立大学経営改革促進事業)(令和 4 年度~ 7 年度) その後、後継事業として国立大学・研究基盤強化推進補助金(国立大学経営改革促進事業)が令和 4 年度に創設され、 長岡技術科学大学を主幹校として本学と共同で申請し採択された。(事業名称:メタバースの活用と技科大リソースマ ネジメントによる研究教育システムの価値向上と財政基盤の拡大(令和 4 年度~ 7 年度) 本事業では先進IT技術を活用することで、教員をコアとした連携から脱却し、学生・大学職員・企業・自治体・住 民を巻き込んだエコシステムによって全国で地域イノベーションを創出する他、大学経営を効率化し、学生・教職員の 集合知を生かした新たな経営リソースの獲得と持続的発展に資する大学若手人材の育成を実現することを目指して実施 している。具体の事業内容と成果は以下のとおりである。 ①世界最大のテック系コミュニティの構築のため、XR(AR/VR)とメタバースを融合した「テック・メタバース」 を構築し、両技科大・高専を核に、学生・教職員・企業・自治体が常時交流可能な仮想空間を形成した。これによ り、教育・実験・研究等を遠隔で高度化し、移動コスト削減とリソース共有を実現させた。 ②両技科大が共同してアライアンス法人「一般社団法人 技科大テックブリッジ」(以下GTBという)を令和5年 度に設立した。本法人に技術相談窓口業務を委託し、令和 6 年度の対応件数は 139 件(12 月末時点)であり、そ のうち28件が共同研究に発展した。また、リスキリング教育を新たな財源とするため、大学からGTBへの業務 委託契約書をはじめ、教材販売業務フローや購入申し込みフォームなど必要書類を準備し、教材の試験販売体制を 整備した。並行して、データサイエンス・AI関連の教材を開発し、試験的に販売を開始した。こうした業務委託 の際には、学内業務運営の DX を推進し、オンラインでの業務委託を実現することで、委託業務費を含めたトータ ルの業務費の削減に成功した。 ③未来の価値創造に資する若手人材育成のため、若手研究者を PI として研究室を主宰できるよう、令和 4 年度に「若 90 豊橋技術科学大学五十年史
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