(5)国際展開の拡大 マレーシア海外拠点については、令和 4(2022)年 6 月から拠点移転先候補の現地調査を開始し、令和 5(2023)年 1月にマレーシア科学大学内への移転作業が完了して、新拠点での活動を開始した。また、マレーシア科学大学と、共 同研究に関する協定の調印式を行い、共同研究を開始した。同年2月には開設10 周年記念式典を開催して現地のステー クホルダーとの連携を強め、ペナン校を活用した長期インターンシップ等の各種プログラムを実施した。 東フィンランド大学とは、5年一貫教育プログラムの実施に向けた博士後期課程ダブルディグリー・プログラムにつ いて協定を締結し、令和 3(2021)年度から同プログラムを開始した。また、同年「大学の世界展開力強化事業~日・ EU戦略的高等教育連携支援~」プログラムによる大学院博士前期課程マルチプルディグリー・プログラム「近未来ク ロスリアリティ技術を牽引する光イメージング情報学国際修士プログラム(IMLEX)」において、欧州連携大学及び本 学において留学生の受入も開始した。これらの新たな取組等により、各種留学プログラムで入学した外国人留学生は、 第 2 期中期目標期間では 8 名であったところ、第 3 期中期目標期間では 48 名と大幅に増加した。 スーパーグローバル大学創成支援事業においては、学部全授業科目の70%以上を英日バイリンガル授業で実施する ことを達成した。また、学生の語学力を育成するために、入学前教育、英語と日本語の語学カリキュラムの刷新、英語 及び日本語学習アドバイザーの配置、語学教員の増員等、語学教育強化を併せて積極的に推進し、中間評価及び最終評 価において A 評価を獲得した。 学生への留学支援については、財団等から、継続的に留学生対象奨学金の採用枠を支援いただき、留学生が生活しや すい環境を整えており、令和 2(2020)年度からは、本学独自の事業として、新たに「神野信郎 TUT グローバル人材 育成支援事業(外国人留学生援助金)」を開始した。また、留学生相談専任教員及び留学生担当のカウンセラーを配置し、 併せて、留学生相談専任教員が留学生に係る国内での就職・リクルーティングに関しても支援する体制を整えるなど、 留学生支援体制を強化した。 また、海外協定校との交流の実質化のため、2021年度より、最重要校・主要校を優先的に支援する海外交流協定推 進費を予算化した。 (6)高専及び他大学等との連携強化 高専との連携推進を担っていた「高専連携推進センター」を機能強化するため、令和 4(2022)年度に文部科学省へ 教育研究組織改革概算要求を行い、「高専連携地方創生機構」を設置した。同年には鹿児島高専と包括的連携に関する 協定を締結し、本学教員が常駐するサテライト・オフィスを設置した他、令和 6(2024)年 3 月に長野高専、同年 4 月 には鈴鹿高専にサテライト・オフィスを設置し、高専との連携体制を強化した。また、令和 3(2021)年 11 月には豊 橋市駅前大通に新たにオープンしたemCAMPUS 5階に、本学の駅前サテライト・オフィスを移設した。 令和 3(2021)年 11 月 29 日には、名古屋市立大学と包括協定を締結した。本協定を基に、両大学それぞれ 4 名の教 員が参画する「NCU-TUT 先端医薬工学共同研究ラボラトリー」で医薬工連携研究を推進した。 令和 2(2020)10 月には豊橋商工会議所、令和 4(2022)年には豊橋鉄道株式会社と包括協定を締結した他、令和 4(2022) 年 11 月 21 日には東京科学大学(当時、東京工業大学)、長岡技術科学大学との三大学科学技術人材育成連合の覚書を 締結、令和 5(2023)年 4 月 24 日には静岡大学と包括協定を締結した他、令和 6(2024)年 1 月には東海国立大学機構 等による「東海地域国立大学連携プラットフォーム(C-FRONT)※」に参画する等、地域及び他機関との連携を通じて、 52 豊橋技術科学大学五十年史
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