キング」では、本学が全国 1 位に選出された。 (4)研究力の強化 本学フラグシップ研究所である「エレクトロニクス先端融合研究所」を機能強化し、新たなフラグシップ研究所とし て「次世代半導体・センサ科学研究所」を設置した。この新たな研究所は、最先端研究領域を開拓する「基礎研究部門」、 集積回路試作を設計から製作・評価まで一気通貫で行う「LSI工場」、融合研究を応用展開し社会実装までを担う「社 会実装部門」から成り、通常、一大学では困難な基礎研究~集積回路試作~社会実装までの一気通貫型イノベーション 創出モデルである「豊橋モデル」を形成し、世界トップの最先端半導体(教育)研究・試作拠点を構築した。 また、外部資金獲得に向けた支援課題・目標を設定し、研究推進アドミニストレーションセンターのURA・CDが 応募に関する支援を行った他、企業に研究成果を分かりやすく提供するため、本学、長岡技術科学大学及び国立高等専 門学校の研究シーズを一元的に検索できるデータベース・検索システム「研究シーズの泉」を開発し、両技科大、高専 が連携してニーズやシーズのマッチングができるシステムを整備した。研究シーズの泉には、本学の研究成果を活用し た AI コーディネーターを実装し、技術ニーズ情報から適切な研究シーズや研究者を迅速に検索できるようにしている。 これらの取組の結果、共同研究費受入額は過去最高となり、第 2 期中期目標期間の平均と比べ、約 2.7 倍の 7 億円以上 と大幅に増加した。 科研費、共同研究、受託研究の総計については、第 2 期中期目標期間は年平均 367 件、1,031 百万円であったところ、 第 3 期中期目標期間では 421 件、1,318 百万円と大幅に増加した。特に、2020 年度には「民間企業との共同研究に伴う 研究者 1 人当たりの研究費受入額」については、2,424 千円で全国 1 位となった。 論文投稿については、学長裁量経費・論文投稿支援経費を、令和 2(2020)年度に前年度当初予算の約 2 倍となる 7,100 千円で予算化して重点的に取り組み、年間を通して 164 件の英語論文の校正等支援を実施した。その結果、研究論文数 は、第 2 期中期目標期間終了時点の 356 件に対して第 3 期中期目標期間(2016-2020 年)の平均は 382 件と増加した。 組織対組織の大型共同研究を推進するため、国内外の研究機関や企業とオープンアプリケーション方式(研究テーマ の公募制及びマッチングファンド制)による効果的な融合研究を進める「イノベーション協働研究プロジェクト」を推 進し、本プロジェクト研究費を配分した。また、地域の産業界・自治体等との連携を強め、外部資金を増加させる方策 として、「東三河産学官金連携形成委員会」を開催し、地域の産業界・自治体等との連携の仕組みを議論した。その結果、 豊橋商工会議所に独自のコーディネーターを設置し、課題解決に向けたマッチングを行う仕組みをスタートすることと なった。 令和 2(2020)年度に本格実施フェーズに移行した OPERA については、民間資金総額が 1 億円を超える規模になっ たことで、研究推進アドミニストレーションセンター内に「OPERA 支援室」を新設し、専任の統括クリエイティブマ ネージャー1名、URA2名、特命事務職員1名を配置して支援体制を強化した。OPERA支援室のメンバーは、 OPERA 事業の幹事機関である本学に設置された「OPERA 推進室」の室員を兼務し、事業推進戦略の立案、協創コンソー シアムの運営、研究推進アドミニストレーションセンターの産学官連携推進室との連携支援及びシンポジウムやセミ ナーによる情報発信を行った。その結果プレゼンスが向上し、参画企業からの共同研究費受入額が 1.2 億円を超えるレ ベルに成長した。 51 II 転換の10年
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