リンガル化として、高度な外国語力基準(TOEICスコア 600点以上)を満たす職員は取組開始前から3倍以上に増加 するなど、キャンパスの国際化を順調に進めていった。 <挑戦2 技術科学によるイノベーション創出人材育成> 平成 25(2013)年度に、博士課程教育リーディングプログラムに採択され、人間の理解に立脚した新しい技術を創 出できる博士人材「ブレイン情報アーキテクト」を養成してきた。このプログラムは、民間企業、他大学、海外研究機 関の研究者からなるグループ教員指導体制、企業・研究機関等とのマッチングをベースとし、社会のニーズを踏まえた 研究テーマ設定等を特徴とし、このプログラムの修了者全員が民間企業の研究者・技術者として産業界へ就職した。 また、令和元(2019)年度には、「数理及びデータサイエンスの強化に係る教育強化」の協力校に選定され、データ サイエンスをものづくり技術へと展開できる人材育成の全学展開を進めた。 海外との連携を活かした取組としては、令和元(2019)年度に、世界展開力強化事業に採択され、「近未来クロスリ アリティ技術を牽引する光イメージング情報学国際修士プログラム」を開始し、東フィンランド大学等の欧州大学との コンソーシアムを形成し、世界的なイノベーション戦略に合致した XR(クロスリアリティ)が拓く近未来を牽引する 人材の育成を開始し、令和 6(2024)年度からのエラスムス・ムンドゥス修士プログラム(EMJM)へと発展をとげて いく。 高専連携の強みを活かした取組としては、「高等専門学校の専攻科及び大学における連携教育プログラムに関する実 施方針について」(平成 30 年 12 月 14 日文部科学省)を踏まえ、本学と高専それぞれが強みを持つ教育研究資源を有効 に活用しつつ、教育内容の高度化を図るため、高専専攻科と大学とが連携して教育を行う連携教育プログラムを構築し、 令和 2(2020)年 4 月から全国に先駆けてプログラムを開始した。 <挑戦3 融合研究を軸とした研究力強化> 研究大学強化促進事業の対象大学として選定され、平成 25(2013)年に設置された研究推進アドミニストレーショ ンセンターに、企画・マネジメント・支援、研究成果の活用促進を行うURAを配置し、引き続き、研究力の強化を進 めた。 平成 28(2016)年度には、既存のエレクトロニクス先端融合研究所と 4 つのリサーチセンターの研究活動との間に 横串を通し、オープンイノベーション実現に向け研究を推進する「技術科学イノベーション研究機構」を設置し、国内 外のリーディング企業やトップ研究機関との協働研究を進めることによって、本学の研究力を向上させた。 この機構において、学長裁量経費と民間資金のマッチングファンド形式によるイノベーション協働研究プロジェクト を立ち上げ「組織」対「組織」の産学連携を推進するなど、この取組を始めとする研究力強化、産学連携強化により、 共同研究受入額については、平成27(2015)年度には 349 百万円であったが、令和元(2019)年度においては、583 百万円と、大幅に増加、令和元(2019)年度には、共同研究講座を 2 件設置した。 平成 30(2018)年度には、産学共創プラットフォーム共同研究推進プログラム(OPERA)に採択され、本学と民間 企業によるコンソーシアム型の連携により、「組織」対「組織」によるオープンイノベーションの本格的駆動を図った。 44 豊橋技術科学大学五十年史
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