豊橋技術科学大学五十年史

広域的に展開し、実践的かつ創造的能力を備えた指導的高度技術者・高度研究者の育成に貢献する。併せて、産学共創 キャリア教育に対する社会および産業界との相互理解を促進し、その成果を学内外へ波及させる役割も担っている。 センターは、「実務訓練推進部門」と「キャリア教育推進部門」の二部門で構成される。実務訓練推進部門では、産 業界と大学との間に生じがちな人材像のミスマッチ(大学が育てたい人材像と産業界が求める人材像の乖離)の解消を 図り、共通の教育目標の設定や教育効果の可視化を通じて、本質的な産学連携教育の実現と質保証を推進する。一方、キャ リア教育推進部門では、実務訓練の前後を含むキャリア教育を正課科目として体系化し、学部から博士後期課程までの 学修を通じて、学生の学びへの動機付けと将来展望の形成を支援している。 3.主な活動とトピック (1)実務訓練推進部門 実務訓練の教育効果を客観的に把握するため、訓練前後における学生のスキル評価(自己評価、受入機関評価、教員 評価)を分析し、学修成果の可視化とプログラム改善を継続的に行う体制を構築した。 また、実務訓練を控えた学部4年次学生を主な対象として、「産学共修トランスファラブルスキル講座」を年2回程 度開講している。本講座では、産業界の実課題を題材に、技術者に求められる汎用的能力の育成を目的としたグループ 図2 学部・大学院一気通貫の産学共創・共修キャリア教育体系における 産学共創キャリア教育センターの位置付け 203 II 転換の10年

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