三河産学官金連携形成委員会」を設立した。本委員会を通じた情報共有やマッチングにより、Society 5.0を支えるモノ づくり・IT 分野を中心に、研究成果の早期産業化を加速させている。 さらに、2025 年(令和 7 年)10 月には、開学 50 周年プレイベントとして、産学官金大交流会「イノベーションミー トアップ 2025 @技科大」を開催した。東三河や湖西・浜松地域の企業・行政・金融機関とのネットワーキングを深化 させ、地域全体の活性化と新たなビジネス機会の創出を図っており、今後もこうした活動を通じ、産業イノベーション の創出に注力していく。 ③スタートアップ推進 スタートアップ推進に関する組織・体制は、教育・支援から組織整備へと段階的に発展してきた。平成29年度からは、 東海地域の大学による起業家育成コンソーシアム「Tokai-EDGE」に参画し、ビジネススクールやコンテストを通じて 起業教育を強化している。その土壌には、平成15年度から継続してきたアントレプレナー教育カリキュラムの蓄積が ある。 平成 30 年度から令和元年度(平成 31 年度)にかけては、国内コンテストへの連携や学生主導のスタートアップサー クル形成など、教育から実践へと活動の裾野を拡大した。「Tongali ビジネスプランコンテスト」での学生チームの受 賞は、学生発ベンチャー創出の機運を大きく高める契機となった。 令和 2 年度には「アントレプレナー教育推進室」を設置し、体系的な教育支援体制を確立し、令和 6 年度には、支援 と教育を一体化させた「スタートアップ推進室」へと改組・発足した。同室では、社会実装支援、エコシステム構築、キャ リア形成支援など、研究成果の事業化や起業支援を大学組織として本格化させている。 本学は今後も、教育プログラムを基盤とした段階的な機能拡充を継続し、組織的な体制強化を通じてスタートアップ 創出を強力に推進していく。 142 豊橋技術科学大学五十年史
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