3.4.5.8 研究推進アドミニストレーションセンター(RAC) (1)概要 文部科学省の「研究大学強化促進事業」への採択を受け、平成 25 年 12 月に設置された組織である。本学の研究力を 戦略的に高め、社会実装まで見据えた研究支援と産学官連携を推進することを目的としている。RACの主要部門は次 のとおりで、各部門が連携して研究・共同研究・産学官連携活動全般の実効性を高める仕組みを形成している。 ・研究戦略室 国内外の研究動向分析、研究ポテンシャル評価、研究戦略の企画立案 ・産学官連携推進室 産学連携研究の推進、知財支援、競争的資金支援など共同研究・実装に関わる支援 ・産学官連携リスクマネジメント室 共同研究時の利益相反、情報管理、安全保障輸出管理等のリスク対応を実施 ・技術科学支援室 共同利用機器・設備の集中管理と高度技術支援 (2)主な取組み ①共同研究講座 共同研究講座は、企業等から研究経費や研究者を受け入れ、大学内に独立した「研究組織(講座)」を一定期間設置 する制度で、組織対組織の対等な立場で共通の課題を深く研究し、実用化や新技術開発を目指すものである。本学では これまで、以下の共同研究講座を設置しており、引き続き研究の高度化や社会還元を促進していく。 ・次世代クレーン共同研究講座 コベルコ建機株式会社:令和元年度~令和 9 年度 ・次世代スマートファクトリー共同研究講座 シンフォニアテクノロジー株式会社:令和元年度~令和 6 年度 ・先端融合ロボティクス共同研究講座 新東工業株式会社:令和 2 年度~令和 4 年度 ・スマートホスピタル共同研究講座 医療法人澄心会豊橋ハートセンター:令和 3 年度~令和 7 年度 ②社会実装 研究成果の社会実装(製品化・事業化)を多面的に推進している。大学発ベンチャー認定制度を通じて、これまでに PLANT DATA株式会社、株式会社パワーウェーブ、株式会社豊橋バイオマスソリューションズ、株式会社OptTech、 合同会社サイナルジ、PLANT CASE株式会社などが誕生し、研究シーズを基盤とした新産業創出を図っている。 例えば、株式会社パワーウェーブによる「世界初のワイヤレス給電電動キックボード」の実証実験を豊橋市内で実施 し、ベンチャー技術を都市空間に組み込む本取組は、産学官連携の先駆的な事例として高く評価されている。 また、2021 年(令和 3 年)4 月には、東三河の 5 商工会議所からなる東三河産業創出協議会との連携を深めるため、「東 141 II 転換の10年
RkJQdWJsaXNoZXIy NDY3NTA=