豊橋技術科学大学五十年史

能であるが、現在はハサヌディン大学(インドネシア)およびマレーシア科学大学と建築・都市システム学専攻との間 で実施されている。これにより、当該専攻における国際共同教育の基盤が着実に整備されつつある。 学部のツイニング・プログラムについては、複数の大学とコンソーシアムを構成して実施されている。そのうち、本 学に関わるものとしては、マレーシア日本国際教育プログラム(UniKL JUP)による受け入れが継続的に実施されて いる。これらの取組は、本学の教育国際化の推進に大きく寄与するとともに、国際社会における本学の存在感を高める 役割を果たしている。 (ダブルディグリー・プログラム) 博士前期課程ダブルディグリー・プログラムは、本学の国際連携教育の強化の一環として位置づけられる制度であり、 本学と協定大学にそれぞれ 1 年以上の教育・研究指導を受け修了要件を満たすと、双方の大学から学位を取得できるプ ログラムである。2つの大学の学位取得は、国際的なキャリアにおける信頼の証となり、国内外の企業の第一線で活躍 できる能力獲得や国際研究プロジェクトへの参画など、生涯においてキャリアの選択肢が一気に広がることが期待でき る。現在は、シュトゥットガルト大学(ドイツ)と機械工学専攻、東フィンランド大学(フィンランド)と情報・知能 工学専攻、バンドン工科大学(インドネシア)と情報・知能工学専攻との間でそれぞれ実施されている。この制度は、 異なる学修環境に身を置くことにより、国際的視野を持つ高度技術者の育成を目的としている。 (IMLEX プログラム) 博士前期課程 IMLEX プログラムが新たに開始された。本プログラムは 2 年 6 か月の修士課程プログラムとして、本 学の情報・知能工学専攻、東フィンランド大学(フィンランド)、ルーヴェン・カトリック大学(ベルギー)、サンテティ エンヌ・ジャン・モネ大学(フランス)の 4 大学による国際コンソーシアムにより実施されている。参加学生は、日本 と欧州の 2 か国(フィンランド、ベルギーまたはフランス)の大学を歴訪しながら学修し、修了時には 3 大学からそれ ぞれ修士学位が授与される。 本プログラムは、日欧間の学術交流を推進し、複数の学位を取得できる国際共同教育のモデルケースとして位置づけ られており、グローバル人材育成の観点からも重要な役割を担っている。 120 豊橋技術科学大学五十年史

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