3.4 研究 3.4.1 研究推進体制の変遷 (1)研究推進体制の本格化 本学の研究推進体制は、平成 15 年度に文部科学省の大学知的財産本部整備事業に採択されたことを契機に、「知的財 産・産学官連携本部」を設置したことから本格的に始動した。また、知的財産ポリシーや職務発明規程の整備、専任コー ディネータの配置、さらに技術移転を担う「とよはしTLO」の設立により、知的財産の創出から活用までの基盤が構 築された。 その後、平成20年には組織改組により「産学連携推進本部」となり、知的財産部と産学連携部を中心に体制を強化 した。静岡大学との連携による東海イノベーションネットワーク事業など、外部資金を活用した広域的な産学官連携も 推進された。平成 24 年度には業務の効率化を目的にコーディネータを一気通貫型の支援体制へ再編した。 (2)研究推進アドミニストレーションセンター(RAC) 平成25年度には、文部科学省「研究大学強化促進事業」への採択を機に、これまでの産学連携機能を統合させ、研 究推進アドミニストレーションセンター(Research Administration Center:RAC)を組織化した。 民間企業経験を持つ専門職の URA を配置し、特に産業イノベーション創出分野に注力し、産学官連携の推進のため、 国内外の競争的資金獲得までのプレアワード及び獲得後のポストアワードの実施を通じ、共同研究、受託研究や社会実 装の支援、知的財産の創出から権利化、活用までの総合的な支援を実施している。(詳細は 3.4.5.8 で説明) (3)技術科学イノベーション研究機構(RITI) 技術の進化を支える学理を解き明かし、そこから新たな革新的技術を再生産し、直面する社会的な課題の解決や、未 来社会の創造につながる新たな価値を創造することによって人類社会の発展に貢献するという創立の理念を高いレベル で実現するために、平成 28 年度に、「技術科学イノベーション研究機構」を設置し、主に以下の研究を推進している。 ①国内外のリーディング企業やトップ研究機関との強力な協働作業による、より先端的かつ革新的な研究 ②急速な進化を遂げつつある人工知能技術と融合した価値創造型の創発システム先導型研究 ③課題解決型社会システム研究の推進と提言を掲げ、既存のエレクトロニクス先端融合研究所(EIIRIS)と 4 つのリ サーチセンターの研究活動に横串を通した戦略的な研究 なお、当初の構成は EIIRIS、4 リサーチセンター、ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)であったが、令 和5年度に、次世代半導体・センサ科学研究所(IRES²)を設置し、半導体とセンシング技術を軸に、ロボティクス、 情報通信、ライフサイエンス、農業工学、防災、次世代モビリティなどの先端分野との融合研究を推進するため、 EIIRIS を機能強化する形で「、基礎研究部門」「LSI 工場(集積回路試作施設)」「社会実装部門」「戦略マネジメント部門」 という 4つの機能を持つ一気通貫型の研究組織を構築した。 また、4 リサーチセンターのうち、人間・ロボット共生リサーチセンターおよび未来ビークルシティリサーチセンター はそれぞれ改組により、IRES² の社会実装部門において活動していくこととなった。さらに、令和 7 年度には IRES² に、 121 II 転換の10年
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