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  4. 感謝の声:ロボコン同好会

感謝の声:ロボコン同好会

支援をいただいた皆さんの気持ちに、
“優勝”で恩返しがしたい。

兼松 圭さん
情報・知能工学課程 3年

ロボコン同好会というのはどんな活動をしているのですか?

ロボコン同好会で部長を担当しています。優勝をするためなら、学生生活のすべてを捧げてもいいというぐらいの想いで、サークルの仲間と一緒にロボコン三昧の毎日を過ごしています(笑)。改良を重ねる度にロボットの性能が向上していくのが、ロボット開発の醍醐味。つい熱中してしまって、気がつくと時計の針が深夜12時をまわっていることも珍しくありません。

NHK大学ロボコンの結果はベスト8&デザイン賞、特別賞でしたよね?

2015年のNHK学生ロボコンでは、参加46チーム中のベスト8でした。目標の優勝は逃したものの、デザイン賞と特別賞、2つの部門賞をいただくことができました。競技課題は、バドミントンのダブルス。シャトル(羽根)をヒットする動作を人間が操作するロボットが多かったのに対して、あくまでも自動化にこだわったところが評価されたようです。高速度カメラを搭載することで、ロボット自身が高速で移動するシャトルの動きを追うことができるように工夫したのです。

ロボットの開発にはお金がかりますよね。普段、お金はどうされてるんですか?

今回使用した高速度カメラは同窓会及び大学からの物品支援金で購入しましたが、最新の機器や技術を導入しようとすると、まとまったお金が必要になります。部費だけではまかなうことは難しく、地域イベントでのミニロボコンなどをサポートして協力費をいただいたりもしているのですが、それでも支援金がなければ足りないのが現状です。

支援のおかげでこんなことができるようになったというお話があれば‥‥

「とよはし☆ロボコンズ」(チーム名)は、2008年、2009年と2年連続して優勝し、2008年には日本代表としてインドで開かれたABUアジア・太平洋ロボコン代表選考会に出場しています(2009年の会場は東京)。そのときの渡航費用には、開学30周年で集まった募金があてられたと聞いています。私たちの代は、まだ優勝を経験していないのですが、OBをはじめ、「とよはし☆ロボコンズ」を支援してくださる方々の気持ちには、ぜひ優勝でお応えしたいと思っています。