豊橋技術科学大学広報誌 天伯
 
大学探訪
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新任教員紹介

 
 
 
名田譲

氏 名:名田 譲
所 属:機械システム工学系
職 名:助手

 平成18年4月1日付けで採用されました名田と申します。東京工業大学機械宇宙システム専攻博士課程を修了後、他大学での2年間の勤務を経て、本学に助手として着任致しました。これまで数値シミュレーションによる予混合火炎の火炎構造に関する基礎研究に従事しており、現在では、基礎研究から得られた知見を元に燃焼状態の高精度数値予測モデルの構築に取り組んでおります。
 未熟な点も多々あるとは思いますが、よろしくお願い致します。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
小林正和

氏 名:小林 正和
所 属:生産システム工学系
職 名:講師

 平成18年9月1日付けで生産システム工学系の講師として勤務することとなりました。豊橋技術科学大学へ研究員として来て、2年半ほど過ごしております。これまで主に金属を中心とした材料科学分野の研究を行ってきました。こちらへ来てからは、世界最大のシンクロトロン放射光施設SPring-8を利用した材料の三次元構造可視化およびその解析に関わる研究を推進しております。
 本学の魅力は、技術科学を背景にした高い研究力のように思います。研究・教育といっそう精進して、本学の発展に微力ながら貢献していきたいと思っております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
山田基宏

氏 名:山田基宏
所 属:生産システム工学系
職 名:助手

 平成18年4月1日付けで生産システム工学系の助手として採用されました。
 鈴鹿工業高等専門学校専攻科を修了後、本学大学院にて修士、博士を修了し、現職に着任致しました。高専在籍時には電気・電子工学、特に半導体を専門としておりましたが、本学では溶射法に代表される成膜技術およびプラズマプロセスに関する研究に従事してきました。今後は、これまでの研究の発展はもちろんのこと、新規分野への展開。また、教員として教育面でも頑張っていきたいと思います。
 どうぞよろしくお願い致します。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
野田善之

氏 名:野田善之
所 属:生産システム工学系
職 名:助手

 平成18年4月1日付で生産システム工学系の助手として着任しました野田善之です。
 栃木県の小山高専機械工学科を卒業後、日産ディーゼルに6年間勤務し、その後、小山高専専攻科、本学修士課程、博士後期課を経て、今春、システム制御研究室の助手となりました。高専では、空調システムの制御と高速搬送物の質量計測について研究し、本学では、液体搬送システムの液面制振・高速搬送制御と鋳造産業における自動注湯システムの流量制御について研究してきました。
 現在は、要素研究を統合したインテリジェント自動注湯システムの開発や新しい制振制御、流量制御アルゴリズムの開発に取り組んでいます。今後は、研究と教育の両面で、本学、および社会に貢献できるよう、努力していく所存です。よろしくお願いします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
菅谷保之

氏 名:菅谷 保之
所 属:情報工学系
職 名:講師

 今年の4月より情報工学系の講師として着任いたしました菅谷保之と申します。
 平成13年に筑波大学大学院工学研究科知能機能工学専攻にて博士課程を修了後、平成13年から平成17年まで岡山大学工学部情報工学科にて助手として、画像からの物体の3次元形状復元や動画中の異なる運動をする物体の識別などのコンピュータビジョンに関する研究を行って参りました。

 本学では、これまで行ってきた研究をさらに発展させるとともに、現実空間とコンピュータ内の仮想空間または仮想物体を融合して提示する複合現実空間システムに関して、基礎技術の研究および応用システムの開発を行っていきたいと考えています。自分の専門分野を通じて本学の発展に貢献できるよう頑張っていきたいと思います。
   どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
向井智彦

氏 名:向井 智彦
所 属:情報工学系
職 名:助手

 平成18年4月1日付で、情報工学系の助手として採用されました。

 佐世保工業高専を卒業後に本学に編入学し、修士・博士後期課程を修了した後に
 現職に着任いたしました。これまでは、コンピュータグラフィクスを用いたキャラクタ動作生成技術について研究してきましたが、今後はこれまでの研究を発展させるとともに、より幅広いコンピュータグラフィクスの研究に取り組んでいきたいと思っています。

 豊橋での生活も8年目となりましたが、気持ちを新たに研究・教育に精進するつもりです。
未熟者ではありますが、本学の発展に微力ながら貢献していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
岡田 美智男

氏 名:岡田 美智男
所 属:知識情報工学系
職 名:教授

 平成18年4月に知識情報工学系の教授として着任しました。これまでNTT基礎研究所および国際電気通信基礎技術研究所(ATR)において、認知科学や生態心理学、社会的相互行為論を基盤とするコミュニケーション研究や社会的ロボティクスのプロジェクトに関わってきました。
 本学では、関係性を指向した認知科学、関係論的なロボティクス、次世代ヒューマンインタフェース、社会的インタラクションやコミュニケーションデザイン等に関する研究、教育を進めていきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
藤島悟志

氏 名:藤島 悟志
所 属:知識情報工学系
職 名:助手

 4月1日付けで知識情報工学系の助手として採用されました藤島悟志と申します。
 平成17年に本学大学院工学研究科博士後期課程(機能材料工学専攻)を修了した後、関西学院大学にて研究員として、化学構造データを対象としたマイニングシステムの構築とデータからの知識発見に関する研究に従事し、現職に着任致しました。
 今後は、薬物構造データマイニング手法の確立を目的に、構造類似性評価を基礎としたデータマイニングにもとづく知識発見の研究について模索していきたいと思っております。まだまだ力不足ではございますが研究と教育の両面で本学の発展に寄与できるよう、努力していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
原田耕治

氏 名:原田 耕治
所 属:知識情報工学系
職 名:助手

 7月1付けで知識情報工学系・助手に着任いたしました。東京大学大学院総合文化研究科博士課程(広域システム科学専攻)を修了後、東北大学電気通信研究所にて未来開拓プロジェクト「動的ネットワーキング」に参加し、その後徳山工業高等専門学校情報電子工学科の助手として教育・研究活動に従事してきました。

 研究分野は、理論免疫学とエージェント指向コンピューティングです。前者では、非線形科学の観点から免疫機能及び免疫病の機序について研究を進めています。また後者では、マルチエージェントシステムにおける資源配分問題について検討しています。

 本学は、高専出身の学生が多く在籍していることから、前職の経験を生かし研究・教育活動に専心していきたいと考えております。どうぞ宜しくお願いいたします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
川島貴弘

氏 名:川島 貴弘
所 属:研究基盤センター
職 名:助手

 平成18年3月1日付けで、研究基盤センターの助手として採用されました川島貴弘と申します。北海道大学大学院工学研究科システム情報工学専攻博士後期過程を修了後、産業技術総合研究所及び本学における博士研究員時代を経まして、現職に着任いたしました。
 動作制御を行う神経機構に興味を持っておりまして、シリコン微細加工技術を用いた神経電位センサの開発や計測評価に関する研究に従事して参りました。現在は、シリコン結晶成長技術と集積回路技術を融合した神経電位センサの開発に関する研究に従事しております。微力ながら本学の発展に寄与していきたいと考えております。
 どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
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新任教員紹介
 
 
 
池田則宏

氏名:池田 則宏
所属:工学教育国際協力研究センター
職名:助教授

 平成18年4月1日付けで独立行政法人国際協力機構(JICA)から工学教育国際協力研究センターに着任しました。
 平成2年3月に慶應義塾大学経済学部を卒業後、平成6年9月ボストン大学経営学修士課程(MBA)を修了しました。大学時代の専攻は経済政策で、現在、千葉商科大学学長の加藤寛研究室で、公共選択理論を学び、大学院では、日米の金融機関不良債権処理の政策比較に関し研究しました。JICAでは、主として教育分野での国際協力事業を担当し、アフリカや中近東の小中学校建設事業や職業訓練校建設事業に従事しました。
 本学は、世界に誇る中部地区の優良企業にエンジニアを輩出してきた歴史ある大学で、また、インドネシアやタイ等の国際協力プロジェクトでも大きな貢献をしてきており、教職員の一人として働けることは、大変光栄なことだと感じております。よろしくご指導を賜りますようお願い申しあげます。

 
 
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音声言語インターフェースに関わる三つの試行標準を完成/大学院工学研究科 教授 新田恒雄
 
 
 

授賞式

(社)情報処理学会情報規格調査会「2006年度標準化貢献賞」授賞式

 音声を利用してパソコン、カーナビ、ロボットなどと対話する時代が始まりつつあります。しかし、コトバの伝達には単語とその意味を共有していることが必要になります。図は、このうちの幾つかの課題を利用者(ユーザ)側と開発者側に分けて示しています。
 今回の貢献賞(社団法人情報処理学会情報規格調査会; 写真は授賞式のスナップ)は、こうした音声インタフェースに関する三つの試行標準をまとめた業績が顕著であるとして贈られたものです。
 インターネットの時代に入って、パソコン、携帯など様々な端末が様々なサービスにつながり、端末やシステムがお互い守るべき約束事を決めておく必要がでてきました。利用者は、何時でも、何処でも、またどんな端末からでも、電車時刻・レストラン検索などの共通サービスを受けたいからです。音声を利用する場合には、その上コトバを統一しておく必要があります。色んな会社が、自分勝手にコトバを定義し、例えば”?”を「はてな」といったり「クエッション」といったりバラバラでは困ります。

 これまでに決めた規格には、上に示した(1)音声入力(ディクテーション)で使用する記号と対応する「読み」の他に、(2)新しい単語をどのように発音するかの指定方法、(3)カーナビ音声入力の評価ガイドラインがあります。
 現在は引き続き、音声やペンタッチで検索する際の入力操作記述などを規定する作業を行っています。

図

 
 
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国立大学法人 豊橋技術科学大学