豊橋技術科学大学五十年史

3.2.6 ダイバーシティ推進センターの活動~一歩一歩着実に~ 3.2.6.1 概要 現在、105 代総理大臣には、104 代に引き続き、政界に風をおこした高市早苗氏が日本初の女性の総理大臣として就 任しています。世界経済フォーラムの発表によると、2025 年の我が国のジェンダーギャップ指数は 0.666 で、148 カ国 中 118 位と依然下位である日本においては、これは喜ばしいニュースでありました。しかし、国内は、依然、インフレ が続き、行き過ぎた円安、少子高齢化など問題が山積し、さらに混迷を深める世界情勢の中で、日本の国際社会での役 割が問われています。このような状況で、今後、高市総理の手腕が、日本だけではなく世界で期待されており、しなや かにキャリアを重ね、外交などでも経験を積んだ高市氏が、日本や世界に清廉な秩序を取り戻すべく活躍してほしいと 願っています。 豊橋技術科学大学のダイバーシティ推進センターの歩みとしては、2011 年 4 月、第 6 代学長榊学長の時に、男女共 同参画推進室が設置され、2016 年 4 月、第 7 代学長大西学長の時に、男女共同参画推進本部に改組しました。さらに、 中野裕美教授が中心になって、文部科学省に教育研究組織改革概算要求「ダイバーシティ推進センターの設置-高専/ 地域/国際等との協働によるダイバーシティ工学人材の育成-」を見事獲得されました。そして、2022年4月、第8 代学長寺嶋学長の時に、豊橋技術科学大学ダイバーシティ推進センターが、中野裕美センター長のもと設立されました (図 1)。現在は、第 9 代学長若原学長、神保睦子センター長のもと、活動しております。 図1 2022年度~ダイバーシティ推進センターの設立(寺嶋学長と中野センター長)(2022年4月) その基本理念として、2020年「豊橋技術科学大学 EQUAL」(Equity:多様性を認め、受け入れ、活かすキャンパス、 Quality:人材育成による、しなやかで質の高いキャンパス、Unity:多様な人材が連帯感をもって機能するキャンパス、 Academics:学識豊かな世界に開かれたキャンパス、Learning:誰もが学びやすく、働きやすいキャンパス)を掲げ、 男女共同参画の理念をより具現化したダイバーシティ推進の宣言を行いました。そして、ダイバーシティと工学の視点 をもった新しい知や価値の創出を先導し得る先駆的な技術者・研究者の人材を育成することをミッションにあげてきま した。 以前に、男女共同参画推進本部では、以下の 5 つの基本方針が定められました。 1)教育、研究、就業の場における男女平等の実現 2)教職員の採用・昇進等における男女機会均等の推進 3)ワー 73 II 転換の10年

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