5.3 キャンパスツアー(ミニオープンキャンパス) 高校のクラスや学科単位での大学見学がコロナ禍で中止となった。Web オープンキャンパスや Web ページから情報 は得られるものの、見学の要望は多いため、現地でないと得られない学内や学生の様子を伝えられる代替手段が検討さ れた。そこで、在学生が学内(研究室や施設等)を案内する少人数(1回あたり最大10名程度)のキャンパスツアー を新たに企画した。これは、イギリスやドイツの大学の例に倣ったものである。対象は、高校生・高専生およびその保 護者である。当初、2020 年 12 月から翌年 3 月の間に全 6 回を企画したが、最終的には中止となった。2021 年度は慎重 に検討を重ね、2 月と 3 月に計 3 回を計画し、参加者は 2 名、41 名、40 名の計 83 名であった。2022 年度は前年度に参 加者の多かった 3 月に 3 回計画し、計 246 名が参加した。2023 年度は 3 月中旬の土日 2 日連続で実施した。計 169 名 が参加した。2024年度からツアー形式をやめて自由見学とし、オープンキャンパスと同様の運営方法で1日開催、名 称をミニオープンキャンパスと改称した。321 名の参加があった。 5.4 ギカダイのオープンキャンパスとは ここにオープンキャンパスを再定義する。 “ ギカダイのオープンキャンパスは、高校生や高専生をはじめとする入学希望者およびその保護者に対し、Web ペー ジやパンフレットだけでは伝えきれない本学の魅力や教育環境の雰囲気を直接体感していただくことを目的として実施 するものである。模擬授業や研究室見学等の体験を通じて、教職員や在学生の声に触れることで「ギカダイブランド」 を肌で感じるとともに、入学後の学生生活を具体的にイメージできる機会を提供する。これにより、本学への理解と関 心を一層深め、入学意欲の向上を図ることを目指している。 なお、本取組は、ミニオープンキャンパス(キャンパスツアー)や、随時実施している大学見学と並び、入試広報に おける最重要イベントに位置づけられる ”。 6.広報・ブランディング戦略 折りしものコロナ禍で広報活動やオープンキャンパスのあり方を模索し議論していた 2021 年 7 月、文部科学大臣か ら第 4 期中期目標として「教育研究の成果と社会発展への貢献等を含めて、ステークホルダーに積極的に情報発信を行 う」こと、及び将来ビジョン策定に向けた学長からの「未来を見据えた長期的な将来ビジョン・ゴール・ロードマップ を綿密に立てることにより、豊橋技術科学大学の夢のある未来を創っていく」方針を受け、広報戦略本部において議論 を重ね、「広報・ブランディング戦略 2022」を策定した(2023 年 2 月 15 日戦略企画会議審議、2023 年 3 月 1 日教育研 究評議会報告)。 6.1 三つの重点戦略 広報・ブランディング戦略策定にあたっては、広報活動の現状分析(課題、原因、解決策)を行い、本学独自の価値 と強みは何か、補強ポイントは何かを議論し、次の三つの重点戦略を掲げた(図7)。これらは三位一体で推進される。 具体的な展開策や仕掛けを「広報・ブランディング戦略 ~付録~」としてまとめ、実施状況や優先順位を毎年更新し ている。 234 豊橋技術科学大学五十年史
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