らに応えていくには、学内における一定の理解と、アウトリーチ活動に関する興味・関心の醸成が必要と考える。 リカレント、リスキリングという言葉も定着し、社会人になっても学びは終わらず、さらに人口減少に立ち向かうた めには、高度な産業人材になっていかなくてはいけない、と学ぶ側に課される状況もなかなか厳しい。大学が独りよが りな講座提供をしていては、社会人の学びやすさにはつながらず、受講者や地域の声を聞いて改善していくことが必須 だろう。一方で、一般市民の「学びたい」という気持ちに応える講座の提供も、長く続けていくことが肝要である。技 科大の講座だから、と毎年度受講してくれる方々の期待を裏切らない企画を届けていきたい。 小中高向けの講座やイベントは、子どもたちに体験を提供する立場ではあるが、同時に大学に活気をもたらす。子ど も向け講座に協力してくれた学生から、「自分も小さい時にこういうイベントに参加してものづくりに興味を持った。 だから、今度は自分が子どもたちにものづくりの楽しさを伝えたい。」という言葉を聞き、活動がつながっていくことを、 さらには想いがつながっていくことを期待せずにはいられない。 社会連携事業の推進が大学の外と中とのハードルを下げ、より地域に頼りにされる技科大となることを願っている。 222 豊橋技術科学大学五十年史
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