3.3.6 入試 3.3.6.1 入試制度の変遷 学部における入学者選抜は、昭和 53 年度第 3 年次入学者選抜試験(昭和 52 年 8 月実施)を皮切りに、昭和 53 年度 第 1 年次入学者の推薦入学試験(同年 1 月)や学力選抜試験(同年 3 月)へと展開していった。以降は、推薦入学と学 力選抜の結果を蓄積しつつ、常に制度を見直しながら、より多様で優れた人材を迎える仕組みへと発展を続けてきた。 大学院においても、修士課程は昭和 55 年度、博士後期課程は昭和 61 年度に開設され、教育研究体制が段階的に整え られてきた。 本稿では、とりわけ平成 28 年度から令和 7 年度に至るまでの入試制度の変遷について、その概況を振り返る。 3.3.6.2.1 学部 第1年次入学者選抜 本学では現在、「一般選抜(前期日程のみ)」「学校型推薦選抜」「私費外国人留学生入試」の 3 方式を実施している。 (推薦入試) 「工業に関する学科等」については、5 課程それぞれに募集人員を配分し、合計 20 名を募集している。また「普通科・ 理数に関する学科等」は課程を区別せず、一括募集で 15 名を設定している。 なお、平成 29 年度までは「工業に関する学科等」25 名、「普通科・理数に関する学科等」15 名であったが、平成 30 年度にグローバル技術科学アーキテクト養成コースが新設されたことに伴い、それぞれ15名・5名へと変更された。 同コースは令和 6 年度入学者まで受け入れを行った。 (一般入試) 前期日程では課程を区別しない一括募集を実施し、募集人員は45名である。平成29年度までは40名であったが、 平成 30 年度に前述のコース設置に合わせて 45 名へと変更され、令和 8 年度現在もその人数を維持している。なお、後 期日程については平成 18 年度に廃止された。 (特別選抜・その他の入試) 平成 30 年度から令和 5 年度まで「グローバル技術科学アーキテクト養成コース(GAC)入試」を総合型選抜として 実施した。本入試は、出身学校長の調査書、英語検定試験のスコア、英語と日本語を併用した面接、数学の素養調査、 小論文・志望理由書等を総合的に評価する方式であった。 また、「私費外国人留学生入試」については一括募集とし、平成 29 年度から令和 2 年度までは若干名、令和 3 ~ 5 年 度は10名、令和6年度以降は再び若干名を募集人員としている。選抜方法は、日本留学試験の成績と面接の総合評価 に基づいている。 各入試区分の募集人員・志願者数・入学者数を表1に示す。推薦入試(普通科・理数に関する学科等)、一般入試、 私費外国人留学生入試はいずれも一括募集であり、入学後は1年次前期終了時に希望する課程を選択する。このため、 1 年次前期には「工学概論」を開講し、各課程の特色を紹介することで、学生が適切に進路を選べるよう支援している。 課程配属の方法については、平成 20 年度以降「原則として本人の志望を尊重する」方針が定着している。 また、推薦入学で合格した学生に対しては、入学前教育を継続して実施している。具体的には、数学と英語をオンラ インで学習し、その進捗を本学教職員が確認する方式を採用している。入学後のアンケート調査によれば、この入学前 116 豊橋技術科学大学五十年史
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