

- 研究大学強化促進事業と強い「想い」/研究推進アドミニストレーションセンター センター長 石田誠(いしだ まこと)
- 豊橋技術科学大学博士課程教育リーディングプログラムシンポジウムの開催/リーディング大学院教育推進機構 特任教授 石井仁(いしい ひろむ)
- 博士課程教育リーディングプログラム グローバル・サマースクール 報告/電気・電子情報工学系 准教授 稲田亮史(いなだ りょうじ)
- 海外教育拠点「ペナン校」の最新トピックス/国際教育センター センター長 松田厚範(まつだ あつのり)
- 電化フロア電動カートの有人走行実験に成功 〜タイヤ集電方式でバッテリ搭載不要〜/電気・電子情報工学系 教授 大平孝(おおひら たかし)
- 「男女が共に輝き、活躍できる大学に」/男女共同参画推進室長 中野裕美(なかの ひろみ)
- 第31回オープンキャンパスを振り返って/広報部会
カナダに在外で滞在中、日本人ポスドクと知り合いになり研究の話をしました。日本語で議論していましたが伝わらず驚きました。彼は、日本の中学を卒業後、カナダで高等教育、工学教育を受けたため日本語の専門用語がわからず、結局英語での議論に落ち着きました。ESL(外国人のための英会話教室)に通った際、「dislocation」なる単語が出てきました。当方の分野の専門用語では、「転位」と訳され結晶構造の「ずれ」を表します。日常会話では「脱臼」。人体の骨のずれ、「脱臼」からうまく工学の専門用語を訳したものだとひどく感心しました。前述の彼、この話をしたところ、日本語は素晴らしい、とやはり感心していました。バイリンガル講義が徐々に本格化します。彼のような悲劇がおきないよう精一杯工夫した講義をしようと昔の些細な出来事を思い出しました。(HM)