「挑戦」 私は高専から学部3年生として豊橋技術科学大学に編入しました。編入当初は、環境が大きく変わったこともあり、新しい 生活に慣れることで精一杯でした。しかし次第に、「せっかく技科大に来たのだから、自分から何かを動かしてみたい」と思 うようになり、学友会の活動に関わるようになりました。 高専時代は学祭実行委員の企画課長として長期的な準備を重ねる「一本型」の運営を経験しましたが、技科大ではより多く のイベントを短期間で連続的に実施する「短期連発型」の運営に挑戦したいと考え、学友会会長に立候補しました。技科大の 学友会は、教職員の手を借りることなく、学生が主体となって企画・運営を進めていく組織です。最初は戸惑うこともありま したが、同じ志を持つ仲間と力を合わせ、一つひとつの行事を形にしていく過程は非常に刺激的で、達成感に満ちたものでした。 イベントを重ねる中で、スタッフ同士の絆が深まり、参加者の笑顔に触れるたびに、この活動の意義を実感しました。 社会に出れば、失敗を避け、慎重に仕事を進めることが求められます。しかし学生である今は、失敗を糧に成長できる貴重 な時期です。もちろん、すべてが許されるわけではありませんが、それでも挑戦する意志を持つことは、自分の可能性を大き く広げてくれます。 これから技科大で過ごす皆さんにも、学友会に限らず、さまざまな場面で「挑戦する勇気」を持ってほしいと思います。失 敗を恐れず、自分の手で大学生活を豊かにしていってください。挑戦の先にこそ、きっとかけがえのない経験と出会いが待っ ています。 (令和7年度学友会会長 西川 響) 262 豊橋技術科学大学五十年史
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