豊橋技術科学大学五十年史

3.3 経済的支援 3.3.1 大学独自制度(大学院授業料等免除、優秀学生支援制度、豊橋技術科学大学豊橋奨学金) 本学独自の制度として、大学院生を対象に、経済的理由により授業料等の納付が困難であり、かつ学業成績優秀の学 生に対し、授業料等の全額または一部を免除している。 また、「優秀学生支援制度」により、豊かな人間性と国際的視野および自然と共生する心を持つ実践的創造的かつ指 導的な技術科学者の育成を目指している。 特に、学業優秀、深い教養及び国際性を備える次世代を先導する人材を確保・養成するため、学部入学から博士後期 課程修了までを一貫して支援する学生支援・表彰制度を設けている。 この他、奨学金制度として「豊橋奨学金」があり、西島株式会社、三菱ケミカル株式会社、シンフォニアテクノロジー 株式会社、トピー工業株式会社及びトヨタ自動車株式会社からの寄附金を運用した本学独自の給付型奨学金制度として、 学業・人物ともに優れ、かつ、学資の支弁が特に困難と認められる者を対象として、長年にわたり在学生への支援を行っ ている。 3.3.2 日本学生支援機構(JASSO) 主な奨学金制度として、日本学生支援機構(JASSO)がある。従来からある 2 種類の貸与奨学金(無利子、有利子) に対し、2016 年度は、学部生 424 人、大学院生 362 人の合計 786 人(全体の約 38%)が貸与を受けていた。 2020 年度から「高等教育の修学支援新制度」により、学部生の給付型奨学金と授業料免除が導入され、さらに 2025 年度から多子世帯に対し授業料免除支援が拡充された。2025 年度の支援実績は、学部生 603 人、大学院生 333 人の合 計 936 人(全体の約 47%)で、特に支援が厚くなった学部生ではその割合は約 52%に達している。 大学院では、2024年度から第一種奨学金の一部として「授業料後払い制度」が開始された。在学中の授業料を日本 学生支援機構が立て替え貸与する制度で、大学院生に対する支援制度が拡充された。また、「特に優れた業績による返 還免除」制度により、第一種奨学金の貸与を受けた学生で、在学中に特に優れた業績をあげた者は、奨学金の全部また は一部の返還が免除されている。貸与終了者数を基準として支援者数が定められており、2023年度からは内定制度の 導入により、支援対象者の裾野が広がった。2024 年度には本制度により、40 人が全部または一部の返還を免除された。 時代とともに変化する多様な支援制度が、学生の学修を力強く支えている。 3.3.3 学生宿舎 2014 年度「スーパーグローバル大学創成支援(SGU)」事業採択に伴い、グローバル技術科学アーキテクト養成コー ス(GAC)学生専用の TUT グローバルハウス(日本人と外国人留学生混住のシェアハウス形式の学生宿舎)を新設し、 2017 年 4 月から毎年 60 人ずつ増設し 3 年間で 180 人の受け入れを行っている。 2025 年度現在、A ~ D 棟各 100 人(学部男子学生)、E 棟 99 人(大学院男子学生 98 人、身障者 1 人)、F 棟 96 人(大 255 Ⅲ 学園生活

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