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Chapter01

高専エキスパートだより「中国地区」/知識情報工学系 講師 加藤博明 (かとう ひろあき)
高専エキスパートは、「高専訪問」をより効果的に実施するために、平成18年度から導入された制度です。各系2名のエキスパートが八つの地域ブロック(北海道、北陸、関東信越、東海北陸、近畿、中国、四国、九州沖縄)に分かれ、本学の特徴や入試制度の概要などを紹介しています。私自身は昨年度からエキスパートに任命され、本年度からは新たに中国地区を担当させて頂いています。

この地域の特徴のひとつとして、風光明媚な瀬戸内海に位置する三つの商船高専(大島商船(山口)、広島商船(広島)、弓削商船(愛媛:四国ブロック))があります。鳥羽商船(三重)、富山商船(富山)を加えた全国で五つしかない商船高専(20年度現在)がここに集積していることに歴史と伝統を感じます。これらの商船高専は、時代の要請に合わせ、従来の商船系(航海・機関)学科に加え、工学系や情報系などの学科を備えた複合的でユニークな学科構成となっています。一般に進学率は(他の工業高専と比較して)それほど高くありませんが、優秀な学生さんを継続的に本学に送り出してくれています。「効率」だけを追い求めるのではなく、そういう地道な繋がりも大切にしながら、高専訪問を続けていきたいと思っています。多様な背景知識を持った多くの仲間と出会えるのも、本学の大きな魅力です。自身の可能性を高め、視野を広げるためにも、ぜひともチャレンジして欲しいと願っています。

話は変わりますが、高専連携室ではホームページをリニューアルしました。高専生の体験実習、高専の先生方との共同研究など情報発信を行なっています。ぜひご覧下さい!
高専連携室ホームページ1 高専連携室ホームページ2

高専連携室ホームページ http://www.kousen.tut.ac.jp/kousen/
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Chapter02

情報メディア基盤センター(IMC)の教育支援活動/情報メディア基盤センター センター長(理事・副学長) 稲垣康善(いながき やすよし)・助教 水野慎士(みずの しんじ)
PC端末室情報メディア基盤センターでは、研究用の高速計算機、eメールとインターネットの環境、教育用PC端末室、eラーニングの環境を運用・管理しています。機器設備としては、高速計算サーバ、ネットワークサーバ、PC端末用サーバ、eラーニング用サーバ、PC端末室(3部屋、PC約160台)、eラーニング用教材作成スタジオなどがあります。これらは教育、研究のために幅広く利用されています(写真 1)。このレポートでは、特に教育での利用について紹介します。

まず、本センターのPC端末室では、ユーザ名とパスワードを入力すればどの端末からでも学生が各自用にカスタマイズした環境でPCを使用でき、サーバ上の個人用フォルダを利用できます。PCの起動時にWindowsとLinuxのどちらを使用するかを選Web教材の例択できて、授業形態と内容などに応じてOSを使い分けることができます。このシステムは全学の情報教育を支えています。

次に「eラーニング」の活用支援についてお話します。eラーニングというのは、学習管理システム(Learning Management System、LMSと略記)によるインターネット経由の授業形態のことです。本センターではLMSとして「WebCT」を導入しています(写真 2)。Web上でビデオ教材を配信し、テストを行い、学生各自の学習履歴を管理することができます。また、WebCTにはWeb用の選択式や記述式のテストを作成する機能や、答案を自動的に採点する機能があり、教授者と学習者がすぐに採点結果を確認できるとともに、学習者の理解度をオンラインで把握できます。ビデオ教材作成スタジオ

また本センターでは教材作成ソフト「EZプレゼンテーター」を備えています。このソフトを利用してパワーポイントを使った授業をビデオカメラで収録することで、ビデオ映像とパワーポイントが連動したWebCT用教材を簡単に作成することができます。講義室での授業だけでなく、センターのスタジオでのビデオ収録によって教材を作成することもできるようになっています(写真 3)。

情報メディア基盤センターでは毎年、教材開発支援事業を実施してきており、平成20年度には、40科目以上のeラーニング教材が利用可能になっています。その中の15科目は他大学や高専に遠隔授業として配信しています。eラーニング教材の一覧やシラバスは情報メディア基盤センターのHPで公開しています。

 

主なeラーニング教材一覧

遠隔授業として他校に配信しているeラーニング教材一覧とシラバス         

   

 

また、WebCT講習会や教材作成スタジオの整備を通して、eラーニング利用者をサポートしています。さらには、長岡技科大や九工大と共同で、学習スタイルに合わせたeラーニングを実現する研究も行っています。情報メディア基盤センターでは、今後も引き続き、eラーニング教材の充実を図っていきます。皆さんの一層のご利用とご支援を期待しています。

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Chapter03

新聞で報道された記事(平成20年6月〜平成20年9月)/秘書室調べ
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