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寺嶋 一彦(てらしま かずひこ)

所属 副学長
兼務 技術科学イノベーション研究機構
職名 理事・副学長(研究・学務担当)/技術科学イノベーション研究機構長/名誉教授
専門分野 システム制御工学 / ロボット工学 / 鋳造プロセス制御とオートメーション
学位 工学博士(京都大学)
所属学会 計測自動制御学会 / 鋳造工学会 /日本ロボット学会 / 日本機械学会 / システム制御情報学会 / IEEE

研究テーマ(シーズ2)
高速搬送と振動抑制を同時に達成する制御技術

研究の技術分野 土木・建築 機械 電気・電子 情報・通信 金属・材料 化学・化工 医療・福祉 環境 ナノテクノロジー
研究の段階・状況 A1 実用化・製品化まであと一歩
キーワード 搬送システム  振動制御  液体搬送  クレーン  半導体・液晶・ガラス搬送
提案者 寺嶋 一彦  生産システム工学系
連絡先 Tel :0532-44-6699
Fax :0532-44-6690
E-mail:terasima@syscon.pse.tut.ac.jp
URL :http://www.syscon.pse.tut.ac.jp/

物体を搬送するとき,不用意な加速度で運ぶと振動が生じます.例えば,コップに水を入れて運ぶとき,同じ時間で運んでも,運び方によっては水がこぼれる場合と,こぼれない場合があります.上手な人は,すばやく水をこぼさず,振動も少なく運びます.高速に短時間で運び,しかも振動を生じないように運ぶには加速度制御をうまくすることが必要です.あらゆる搬送に,この制御技術は必要です.運ぶ機械が軽量化されるほど,振動対策は必要です.振動の制御は,搬送だけでなく,工作機械で物体を研磨するとき,また,材料にコーティングするときなどにも,機械に振動が生じると製品の品質が劣化します.このように振動制御を考慮した搬送制御の応用範囲は,搬送から最終製品に至るまで,モノ作りに欠かせないキーテクノロジーです.応用は多岐にわたりますが,主な応用範囲は下記の通りです.
1)各種液体,薬品,化粧品,ビール等飲料の搬送
2)鋳造・鉄鋼業での溶融金属搬送,および溶融金属の取鍋から鋳型への自動注湯
3)旋回クレーン,天井クレーンの振動制御,および搬送操作支援
4)ロボットアームの移動
5)半導体,液晶のハンドリングや搬送における振動制御
6)車両(自動車,車椅子)関係の走行における振動制御や,心地よい快適走行
なお,これらのうち,2),3)等の一部は,既に実用化しています.

主要な研究設備等

1)液体搬送装置,及び,自動注湯制御システム
2)天井クレーンシステム
3)旋回クレーンシステム
4)全方向移動型電動車椅子,及び,パワーアシスト電動車椅子

基本となる特許・開設記事・研究論文等

1)寺嶋一彦,矢野賢一,搬送制振制御システム,搬送用制振制御方法,そのコントローラ及びその記憶媒体,特願2001-162708,(2001)
2)寺嶋一彦,矢野賢一,自動注湯制御方法,および取鍋用傾動制御プログラムを記憶した記憶媒体,特願2003-323969,(2003)
3)寺嶋一彦,鈴木薪雄,クレーンシステム及びそのコントローラ,特願2003-286369,(2003)
4)寺嶋一彦,矢野賢一,時間,周波数仕様を考慮したハイブリッド整形法による制振起動制御,計測自動制御学会論文集,Vol.137,No.5,pp.403-410,(2001) 
5)寺嶋一彦,鈴木薪雄,障害物回避と振れ止めのためのクレーンのセミオート制御,日本機械学会論文集(C),Vol.67,No.660,pp.149-156,(2001)

実施可能な共同研究の形態

共同研究の実施形態          :大学と企業の両方で実施
大学への研究員等の受入        :可能
企業への専門家等の派遣(不定期を含む):可能


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