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吉永 司(よしなが つかさ)

所属 機械工学系
職名 助教
専門分野 流体力学,生体医工学,空力音響学
学位 博士(工学) (大阪大学)
所属学会 日本機械学会,アメリカ音響学会,日本音響学会
E-mail yoshinaga@me
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究室web http://aero.me.tut.ac.jp/
研究者情報(researchmap) 研究者情報

研究紹介

発音や楽器の空力音に関する研究

口腔内の気流から出る音や,楽器から出る空力音に関して,流体力学や音響学をベースに調べています.


関連動画:
https://www.youtube.com/watch?v=qOaH9ssZCcc
https://www.youtube.com/watch?v=6OPQMbmKr8s

テーマ1:歯茎摩擦音に関する研究

概要

歯茎摩擦音とは,日本語のサ行/s/や/sh/を発音する際に口から発せられる音です.この発音は,歯茎と舌によって作られた狭めからジェット流を発生し,そのジェット流が前歯付近において空力音源を形成することにより発生する音と言われています.この音が物理的にどのように発生するのかを調べ,発音障害等の/s/を上手く発音できない人の治療への応用を目指しています.

主な業績

1. Nozaki, K., Yoshinaga, T. and Wada, S. "Sibilant /s/ simulator based on computed tomography images and dental casts," Journal of Dental Research, 93(2), pp. 207-211, 2014.
https://doi.org/10.1177/0022034513514586
2. Yoshinaga, T., Nozaki, K., and Wada, S. "Effect of tongue position in the simplified vocal tract model of sibilant fricatives /s/ and /ʃ/," Journal of the Acoustical Society of America, 141(3), pp. EL314-EL318, 2017.
https://doi.org/10.1121/1.4978754
3. Yoshinaga, T., Van Hirtum, A., and Wada, S. "Multimodal modeling and validation of simplified vocal tract acoustics for sibilant /s/," Journal of Sound and Vibration, 411, pp.247-259, 2017.
https://doi.org/10.1016/j.jsv.2017.09.004
4. Yoshinaga, T., Nozaki, K., and Wada, S. "Experimental and numerical investigation of the sound generation mechanisms of sibilant fricatives using a simplified vocal tract model," Physics of Fluids, 30, 035104, 2018.
https://doi.org/10.1063/1.5013632
5. Yoshinaga, T., Nozaki, K., and Wada, S. “Aeroacoustic analysis on individual characteristics in sibilant fricative production,” Journal of the Acoustical Society of America, 146(2), pp. 1239–1251, 2019.
https://doi.org/10.1121/1.5122793

キーワード

発音,空力音,歯茎摩擦音

テーマ2:人工声帯に関する研究

概要

声帯は肺からの気流による自励振動により音が発生することが知られ,その音の特性について古くから研究の対象となってきました.また,声帯の音発生を模擬するリード式人工声帯を用いて,声道の特性が調べられてきました.本研究では上智大学の荒井先生が開発したリード式人工声帯に対して,リードの振動,気流と音発生の連成シミュレーションを行うことにより,自励振動による音の発生メカニズムを調査しています.

主な業績

1. 吉永司,Rafia Inaam,荒井隆行,横山博史,飯田明由,リード式人工声帯の空力音響シミュレーション,日本音響学会2020年秋季研究発表会講演論文集,pp. 649-650, 2020.
2. 吉永司,Rafia Inaam,荒井隆行,横山博史,飯田明由,人工声帯の流体―構造−音響連成シミュレーション,第 34 回数値流体力学シンポジウム講演論文集,D01-1, 2020.

キーワード

声帯,自励振動,人工喉頭

テーマ3:シングルリード楽器の数値解析

概要

木管楽器の中でもクラリネットやサキソフォンなど,シングルリードにより音が発生する楽器について,口から流れる気流とリードの振動,リードの咬合力などを考慮したシミュレーションにより,より良い楽器の開発を目指しています.

主な業績

1. Yoshinaga, T., Yokoyama, H., Shoji, T., Miki, A., and Iida, A. “Global numerical simulation of fluid-structure-acoustic interaction in a single-reed instrument,” Journal of the Acoustical Society of America 32, 1623-1632, 2021.
https://doi.org/10.1121/10.0003757

キーワード

シングルリード楽器,流体ー構造ー音響連成解析

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