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三宅 哲夫(みやけ てつお)

所属 機械工学系
兼務 人間・ロボット共生リサーチセンター
職名 准教授
専門分野 画像計測 / ロボットビジョン
学位 工学博士(東京大学)
所属学会 電子情報通信学会 / 情報処理学会 / 計測自動制御学会 / IEEE Computer Society
E-mail miyake@me
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究室web http://is.me.tut.ac.jp/

研究紹介

人間が行う高度な視覚情報処理を機械で実現することを目的とするコンピュータビジョンないしロボットビジョンと呼ばれる研究分野で活動を行っている。具体的な研究テーマとしては、生産ラインにおける高効率化のための画像計測システムの開発、視線を用いたヒューマンインタフェース、自動車安全運転支援等である。いずれのシステムも、画像入力用の各種カメラ、汎用パソコンおよび独自開発のソフトウエアで構成される。近年、交通事故撲滅のための種々の取り組みが各所でなされているが、我々の研究室においても、これまでに蓄積したビジョン技術および信号処理技術を統合した自動車安全運転支援システムの開発を進めている。

テーマ1:視線を用いた機器操作インタフェース

概要
視線による家電機器操作

視線は人の意図をよく反映する。また眼球運動は残存機能として最後まで残る機能と言われている。視線をポインティングデバイスとして利用するための視線方向の計測に関する研究はこれまでに多数報告されているが、日常生活で利用するには、簡便性やハードウエア規模等の点で種々の問題が残されていた。これに対して、本研究では1台のカメラで得られる顔画像を基に視線方向を計測する原理を開発し、それに基づいたヒューマンインタフェースの構築を行っている。図は実施例であり、視線を用いて家電製品(テレビ)の電源オン/オフ、チャネルアップ/ダウンを操作するシステムを試作した。

キーワード

視線、画像処理、ヒューマンマシンインタフェース

テーマ2:自動車安全運転支援システム

概要
ドライバ視線の実時間計測例

種々の交通事故原因の中で漫然運転状態は、通常のドライバでも容易に陥り、重大事故にも直結する危険要因である。本研究では、漫然運転の防止を目的として、ドライバの運転状態を監視し、必要に応じて警告等を発するシステムの開発を行っている。具体的には、ドライバが通常運転中に注視すると考えられる注視対象候補を車両前方画像から抽出し、一方、ドライバの視線方向を顔画像を基に計測する。視線の動きと視線方向に存在する対象物体の情報から、ドライバの注視行動の妥当性を実時間で判定し、ドライバが漫然運転状態にあるか否かを推定する。図は一例で、高速道路走行中のドライバの注視点が、右カーブと共に右に移動する様子を示している。

キーワード

画像処理、ドライバ、安全、運転支援

テーマ3:砂鋳型形状の実時間評価システム

概要
鋳型形状計測結果

画像計測法のなかで、ステレオカメラ法は最も基本的でかつ代表的な手法であるが、画像間での対応点を見出す処理に多くの時間を要することや、模様のない物体には適用できない等の欠点もあり、これまでステレオ法による砂型の計測は試みられなかった。本研究では、メガピクセルのカメラを用いることで、砂粒により形成されるパターン像を用いて対応点探索が可能であること、また、金型のCADデータを参照することで対応点探索に要する時間の大幅な短縮が可能であることを示した。図は計測結果の1例で、オンラインで鋳型の成形状態を評価できる可能性を見出した。

キーワード

ステレオ法、画像計測、対応点処理、砂鋳型

担当授業科目名(科目コード)

機械工学実験Ⅰ (11510050) / プロジェクト研究 (11510080) /応用数学Ⅰ (1161011a,b) / プログラム言語(11630130) / 統計解析 (11630020) / 信号・画像処理工学 (11623020) / 信号・画像計測特論(21623100)

その他(受賞、学会役員等)

画像計測を応用して各種製造工程における作業の自動化を目指す研究。


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