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阪口 龍彦(さかぐち たつひこ)

所属 機械工学系
兼務 人間・ロボット共生リサーチセンター
職名 准教授
専門分野 生産システム工学 / 生産管理 / スケジューリング / サプライチェーンマネジメント
学位 博士(工学)(大阪府立大学)
所属学会 日本機械学会 / 精密工学会 / システム制御情報学会 / スケジューリング学会
E-mail sakaguchi@me
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究室web http://ise.me.tut.ac.jp/
研究者情報リンク 研究者情報

研究紹介

生産システムの高機能化・知能化・自律化を実現するための方法論の確立やシステム開発に取り組んでいる.
1. 作業設計とスケジューリングの統合化に関する研究
2. 生産環境の変動に動的に対応するスケジューリング手法の研究
3. 在庫や生産計画を考慮したサプライチェーンマネジメントにおける企業間交渉手法の研究

テーマ1:作業設計とスケジューリングの統合化に関する研究

概要

近年,製品ライフサイクルは益々短縮化の傾向にあり,これに対応するためには,製品開発のリードタイムをより短縮化しなければならない.設計から製造までを同時並行的に実施するコンカレント・エンジニアリングが重要となる.
本研究では,板金加工生産システムを対象に,作業設計(加工レイアウト設計)とスケジューリングを同時に最適化する統合システムの開発を目指している.

主な業績

◆ Tatsuhiko Sakaguchi, Hayato Ohtani, Yoshiaki Shimizu ; Genetic Algorithm Based Nesting Method with Considering Schedule for Sheet Metal Processing, システム制御情報学会論文誌, Vol. 28, No. 3, pp.99-106, (2015-3).
◆ Tatsuhiko Sakaguchi, Tatsuro Murakami, Yoshiaki Shimizu ; Integrated Operation Planning and Scheduling System for Sheet Metal Processing, Proc. of Asia Pacific Industrial Engineering and Management Systems, #1009,CD-ROM(2013).

キーワード

作業設計,スケジューリング,精密板金加工

テーマ2:生産環境の変化に動的に対応するスケジューリング

概要

企業の生産活動において,「もの」を効率よく生産するためには,適切な生産計画を立案し,その計画に従って作業を行うことが重要である.しかし近年,「もの」に対するユーザのニーズが多様化し,製品のライフサイクルはますます短命化の傾向にあるため,企業はそれに柔軟かつ迅速に対応するため,生産環境は時々刻々と変化している.このような状況では,あらかじめ適切な生産計画を立案しても,その通りに生産活動を行えることは稀であり,計画もその都度見直す必要がある.
本研究では,リアクティブスケジューリングと呼ばれる,あらかじめ作成した生産計画を,生産現場の状況に応じて逐次修正するスケジューリング手法を提案している.

主な業績

◆ T. Sakaguchi, T. Kamimura, K. Shirase, Computational Simulation for Decision of Scheduling Period in Reactive Scheduling, Special Issue on Advanced Manufacturing Technology, Journal of Advanced Mechanical Design, Systems, and Manufacturing, Vol. 2, No. 4, 753-761 (2008).
◆ T. Sakaguchi, T. Kamimura, K. Shirase, Y. Tanimizu, GA Based Reactive Scheduling for Aggregate Production Scheduling, Proc. of the 41st CIRP Conference on Manufacturing Systems, Manufacturing Systems and Technologies for the New Frontier, 275-278 (2008).

キーワード

リアクティブスケジューリング,遺伝的アルゴリズム

テーマ3:在庫や生産計画を考慮したサプライチェーンマネジメントシステムの構築

概要

近年,企業の生産活動はますますグローバル化しており,これまでの関連企業間のみでの資材や部品の調達から,関連企業にとらわれず,より早くより安く調達できる新規の企業からの調達へと移行している.このような状況では,より多く契約機会を獲得するために,企業間の競争が激化している.企業同士が契約交渉を行う際には,売り手側の企業は,正確な納期・価格を迅速に回答することが求められる.
本研究では,製造企業が自社の生産計画と在庫量を考慮することで,正確な納期および適切な価格を決定し,それに基づき企業間交渉を行うサプライチェーンマネジメントシステムを構築する.

主な業績

◆ Chai, J.Y., Sakaguchi, T., Shirase, K., A framework of multi objectives negotiation for dynamic supply chain model, Journal of Advanced Mechanical Design, Systems, and Manufacturing, Vol.4, No.2, 457-468 (2010).
◆ Chai, J.Y., Sakaguchi, T., Shirase, K., Dynamic Controls of Genetic Algorithm Scheduling in Supply Chain, International Journal of Automation Technology, Vol.4, No.2, 169-177 (2010).

キーワード

サプライチェーンマネジメント,納期,価格,スケジューリング,在庫管理

その他(受賞、学会役員等)

受賞等
◆ 平成25年(2013年) 日本機械学会91期生産システム部門 部門一般表彰 優秀講演論文表彰
◆ 平成17年(2005年) (財)マザック財団 平成16年度優秀論文表彰


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