開学40周年記念事業

文字サイズ
検索

学部・大学院

ホーム > 学部・大学院 > 教員紹介 > 機械工学系 > 光石 暁彦(みついし あきひこ)

光石 暁彦(みついし あきひこ)

所属 機械工学系
兼務
職名 助教
専門分野 流体力学,伝熱工学,数値流体力学,乱流工学
学位 博士(工学) (東京大学)
所属学会 日本機械学会
E-mail mituisi@mech
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究室web http://www.mech.tut.ac.jp/~kitamura/

研究紹介

 作動流体を用いる産業機器の性能は,機器内部並びに周辺の熱流動場の挙動に支配されています.このため,流体の速度・温度を精度良く予測・制御する技術は,それらの機器の設計や性能改善にとって非常に重要です.また,近年の計算機性能の向上を背景として,場の支配方程式をコンピュータ上で直接計算することも可能になってきました.
 このような背景に基づいて,以下のようなテーマで研究を行っています.

テーマ1:円形・平面噴流場における乱流モデルの数値的検討

概要

 円形噴流・平面噴流場は,ガスタービン燃焼器や工業炉バーナーなどを代表する工業的に重要な流れ場に応用されるのみならず,体系としての対称性が良いことから,流体力学上の様々な仮説検証のモデルケースとして頻繁に採り上げられています.
 本研究では,このような乱流噴流場を対象として,現行の汎用熱流体解析ソフトで採用されている乱流モデルの検証を行います.特に,前提条件として成立することが仮定されているスケール不変性について,系統的な数値解析により適用限界を明らかにすることを目的としています.

キーワード

円形噴流・平面噴流・乱流モデル・スケール不変性・数値解析

テーマ2:加熱固体まわりの自然・強制・共存対流熱伝達の数値解析

概要

 自然対流は,流体中の密度分布によって誘起される流れであり,局所的な加熱冷却を伴う産業プロセスでは無視することのできない流体の運動です.このような自然対流場を外力により駆動した流れの中に置くと,浮力と外力が拮抗するような条件下では,強制対流とも自然対流とも異なる特徴を持つ共存対流場が実現することが知られています.このような様々な対流場における熱物質伝達率を精度よく予測し,かつこれを制御する技術の確立が必要とされています.
 本研究では,上向き加熱水平平板・円板などの基礎的な体系を対象として,特に乱流遷移を伴うような高レイリー数条件下の対流運動と熱伝達率との関係を数値解析により明らかにします.

キーワード

自然対流・強制対流・共存対流・対流熱伝達・数値解析

テーマ3:環状噴流の三次元流動様式の予測と制御

概要
側壁再付着を伴う環状噴流の 瞬時スカラー濃度場と渦構造

 同心円環スリットから流体を高速に噴出させる体系を環状噴流と呼びます.環状噴流の流動混合様式は,噴流流速や側壁の有無などの条件の違いにより,劇的に変化することが知られていますが,そのメカニズムはいまだによく分かっていません.
 本研究では,特に側壁再付着を伴うような流れ場に着目し,環状噴流の三次元流動様式を調査し,流動様式の遷移機構の解明と,異なる流動様式における乱流混合特性の比較を行います.

キーワード

環状噴流・流動様式・数値解析

ページトップへ