豊橋技術科学大学

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加藤 三保子(かとう みほこ)

所属 総合教育院
職名 特任教授
専門分野 英語 / 社会言語学 / 手話言語学
学位 文学修士(金城学院大学)
所属学会 日本「アジア英語」学会 / 異文化間教育学会 / 社会言語科学会/日本手話学会 / 日本国際聾教育学会 / 日英・英語教育学会
E-mail mihoko@las
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください
研究者情報(researchmap) 研究者情報

研究紹介

(1)英語の国際化と多様化の研究。
世界で英語はどのように使われているのかを,ネイティブとノンネイティブそれぞれ
   の英語事情から考察する。

(2)手話言語と聴覚障害者社会に関する社会言語学的研究
   
(3)手話の文字化の研究

テーマ1:英語の国際化と多様化の研究

概要
(from Sekai no Eigo wo Aruku,p.15)      英語の国際化と多様化

英語は国際共通語といわれており,日本でも小学校での英語教育導入や,英語を公用語化するという考えも出された。そこで,実際に世界で英語はどのように使われているかを,ネイティブとノンネイティブそれぞれの英語事情に触れながら考える。
また,特にアジア地域を中心に,英語の普及と変容の諸問題について考察する。アジア英語の変種にみられる音韻・語彙・文法・表現・レトリックの特徴,英語とアジア諸言語の接触現象,アジアにおける英語コミュニケーションの諸相などについて研究する。

キーワード

英語の国際化,英語の多様化,アジア英語 英語の公用語化

テーマ2:手話言語と聴覚障害者社会に関する社会言語学的研究

概要

手話言語を母語とする聴覚障害者は,言語的・文化的マイノリティーとしてこれまでさまざまな苦難を経験してきた。日本手話の言語学的分析に加え,聴覚障害者がこれまで歩んできた道をたどりながら,手話を母語として使用する権利や,ろう学校で手話を指導言語として正式に採用することの意義を考察する。

キーワード

手話,聴覚障害者,ろう教育,日本手話,母語教育

テーマ3:手話の文字化の研究

概要
“Momotaro”, signed by a Japanese deaf person, written in Sutton Sign Writing system     サットン手話文字システムで表記した「桃太郎」の日本手話表現

手話言語は表記言語をもたない。しかし,近年,アメリカで手話を文字として表記するシステムが考案され,アメリカ手話をはじめ諸外国の手話の文字化が試みられるようになった。そこで,サットン手話文字システムと呼ばれるこの書記法を日本手話に応用し,その過程で生じる諸問題を検証して改善策を提案する。また,ろう学校でこの手話文字システムをろう児のリテラシー教育に導入するためのシラバス開発にも取り組む。

キーワード

日本手話,手話の表記法,サットン手話文字システム

担当授業科目名(科目コード)

英語 VA (B1033009g) / 英語 VB (B1033010j ) / 英語 VIA (B1033011g) / 英語 VIB (B1033012j) / 言語と文化I (M20330060) / 言語と文化III (M20330080) / 日本文化特論(D35030120)

その他(受賞、学会役員等)

・手話の多言語間検索システムの構築
・聴覚障害児のバイリンガル・バイカルチャー教育の研究


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