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藤原 孝男(ふじわら たかお)

所属 総合教育院
兼務 安全安心地域共創リサーチセンター
職名 教授
専門分野 経営学 / 生産管理論 / ベンチャー経営論
学位 博士(経済学)(名古屋大学)
所属学会 日本経営学会 / 日本中小企業学会 / 研究・技術計画学会
E-mail fujiwara@las
※アドレスの末尾に「.tut.ac.jp」を補完してください

研究紹介

MOT(Management Of Technology)の領域にて、材料を製品に加工する製造から、アイデアを新製品に変換する製品開発、そして事業計画を新企業に立ち上げるインキュベーションなどの研究を行なっている。MOTとは技術の事業化に関する投資の意思決定のことである。投資には資金だけでなく、アイデア・時間・精神的エネルギー・人脈も含まれ、不確実性下での不可逆的な埋没コストの投入を意味する。
主要なテーマとしては以下の3項目に関心を持っている。
1)技術の事業化マネジメント
2)戦略的開発提携
3)ベンチャー創業プロセス

テーマ1:技術の事業化マネジメント

概要
日本の製造業構造

技術の開発・移転・事業化に関する各現場を研究対象とし、技術を客観的な知識と属人的な技能とに分け、機械・情報媒体に内蔵され、移転が容易な知識情報だけでなく、場所・時間・人に特定化され、競争力の源泉になり得るノウハウ・コツ・勘のような非顕在的情報の管理にも関心を持つ。事業化形態としては、投入・変換・産出のプロセスと物・情報・人の媒体とのマトリックスにて分類する方法を志向している。特に「物・アイデア・人」づくりのエネルギー効率をキャッシュフローで測定する方法の開発に取り組んでいる。

キーワード

MOT(Management Of Technology)、キャッシュフロー、開発投資決定

テーマ2:戦略的開発提携

概要
オプションゲームにて柔軟性価値とコミットメント価値とのトレードオフ関係

製造企業の競争激化、技術高度化、開発コスト上昇では、1社での単独開発よりは、自動車下請制、航空機開発コンソーシアム、バイオ医薬開発提携のように、国際的な産官学の枠組みの方が合理的であるため、共同開発による投資とリスクに関する管理を研究対象としている。特に、全参加者が追随者としての待ちのスタンスをとることなく、先駆者と追随者とがスピルオーバーとしての開発成果と投資負担とをフェアーに共有できるオプションゲームのモデル化を研究している。

キーワード

戦略的提携、ゲーム理論、オプションゲーム

テーマ3:ベンチャー創業プロセス

概要
リアルオプションによるリターン・リスクへの影響

アイデアから新規事業へのベンチャー創業プロセスに関して、創業ノウハウの地域内での蓄積・共有・増殖、知的財産権の経済的評価、事業開発プロセスでのリアルオプション分析によるNPV変化、情報の時間的非対称性、ジャンププロセスに関心を持っている。創業初期の負のキャッシュフロー期間としてのデスバレーの克服に向けたリアルオプション分析や、収益の不確定なプロジェクトへの不可逆的投資に対してタイミングオプションの応用研究を行なっている。

キーワード

デスバレー(死の谷)、ベンチャーファイナンス、リアルオプション

担当授業科目名(科目コード)

学部:経営学 / 合意形成論(ゲーム理論) / 起業家育成
修士:生産管理論(生産管理特論)/ 管理科学(管理科学特論:Management Science) / 社会基盤マネジメント論(リアルオプション)/ 技術管理特論 (Management of Technology)
博士:技術管理特論 (Advanced Management of Technology)
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その他(受賞、学会役員等)

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