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吉村 弓子(よしむら ゆみこ)

所属 国際交流センター
兼務
職名 准教授
専門分野 言語学 / 日本語教育 / 異文化間教育
学位 文学修士(言語学)(筑波大学)
所属学会 日本言語学会 / 日本語学会 / 計量国語学会 / 日本語教育学会 / 異文化間教育学会
E-mail yumiko@
※アドレスの末尾に「tut.jp」を補完してください
研究室web http://www.ita.cs.tut.ac.jp/~yumiko/

研究紹介

以下のような幅広い分野の知識と分析を統合して、外国語としての日本語教育を実践しています。
1)日本語の構造と機能(語彙、文法、文章、語用、音声、文字・表記等)
2)世界の言語と比較した日本語の特徴
3)教授法、言語習得理論
4)文化の違いによる言語表現や行動様式の違い

テーマ1:多様化する日本語使用者に対応するインターネット読解教材の作成支援システム

概要
難しい漢字をひらがなに変換する

外国語として日本語を使っている人の数は世界中で増え続けており、その年齢・国籍・母語・使用目的なども多様化しています。したがって、インターネットの情報を検索して各人のニーズに合った読解教材を作成することが効果的です。しかし、文章中に使われる難しい漢字や語彙が壁となることも少なくありません。この問題を解決するため、工学部との共同研究を行い、任意のレベルの漢字をひらがなに変換して表示するシステムを開発しました。ひき続き、検索結果一覧の中から適当なレベルの文章に絞り込んで表示するシステムの作成をすすめています。

主な業績:
吉村弓子、河合和久(2004)「WWW読解支援システムの開発」『日本語教育国際研究大会』161頁~166頁

キーワード

日本語使用者の多様性、 インターネット、検索、 読解、 漢字・語彙の難易度、 絞り込み

テーマ2:日本語・日本文化理解のための日本映画批評

概要
映画のシーンから会話表現を考察する

日本映画は、日本語や日本文化の学習に活用できる魅力的なリソースです。たとえば、教科書には出てこない会話表現、口調、表情、態度、服装、家庭の雰囲気、職場の様子、人間関係、時代背景などを、映像と音声で把握することができます。日本人でも、1人1人が人生において体験できることは限られており、映画に描かれた世界を仮想体験し批評することによって、日本語・日本文化や人生についてより深く考察することができます。留学生と日本人学生合同の授業では、映画批評のプレゼンテーションとそれに基づいたディスカッションを行っています。

主な業績:
Yuko MIYAZOE-WONG, Yumiko YOSHIMURA (2005) Language Socialization in Japanese as a Lingua Franca: Exchanging Movie Critiques in a Virtual Classroom, Japanese Studies Association of Australia The 14th Biennial Conference, p.45

吉村弓子、宮副ウォン裕子 (2009)「日本と香港をつなぐヴァーチャル教室の映画批評交換-異文化理解における映画の効果と外国人留学生の役割-」『北海道言語文化研究』第7号、29~40頁

キーワード

日本映画、批評、日本語、日本文化、異文化理解、自文化理解 

テーマ3:現代日本語の文字表記の規則と使用者意識

概要

現代日本語は、漢字、ひらがな、カタカナという3つの文字体系を混ぜ合わせて書く、世界でも珍しい言語です。この3つの文字体系の他にローマ字、数字、記号なども加わって文章は成り立っていますが、そこにはそれぞれの体系の守備範囲が決まっています。また、各文字体系の表記にも規則があります。この規則と実際に用いられる表記との違いに注目し、使用者意識を研究しています。具体的には、「ら致(拉致)」「草なぎ(「なぎ」は弓へんに前の旧字体その下に刀)」「行なう」「平米」「ビルヂング」「らーめん」「TOUKYOU」「TOOKYOO」などの事例を分析しています。

主な業績:
吉村弓子(1989)「漢字の指導」寺村秀夫編『講座日本語と日本語教育13 日本語教育教授法』(上)明治書院、219頁~237頁 

キーワード

漢字、ひらがな、カタカナ、表記規則、使用実態、使用意識

担当授業科目名(科目コード)

日本の文化1(1023301) / 日本の社会1A(1023303) / 日本の社会2A(1023305) / 日本の心理1(1023307) / 日本の心理2(1023308) / 異文化コミュニケーション2 (202053/2033017) / 言語と社会1 (0202054/2033018) / 日本語研修コース/日本語集中コース/日本語補講


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