現代GP「地域協働型工房教育プログラムの開発と実践」
地域交流セミナー in 三河CA(旧七郷一色小学校)
報告書
2006年9月
愛知大学三遠南信地域連携センター
豊橋技術科学大学
●セミナーの目的・趣旨
この企画の趣旨は、学生と地域住民との交流及び大学と地域の交流促進により、今後の地域そだての取組
のきっかけづくりとする。
●本企画の位置づけ
本企画は、現代GP「地域協働型工房教育プログラムの開発と実践」の一環である。また、愛大三遠南信地
域連携センターと技科大地域協働まちづくりリサーチセンターによる協働主催で、県境プラン研究会「人材
育成部会中山間地定住促進部門」の取り組みとしても位置づける。また、三河CAの第1回ウィークエンドセ
ミナー企画としても実施し、次回以降に継続していくことを念頭においている。そして、豊橋技術科学大学
として、技科大30周年記念事業に位置づけられている。
●参加者
・住民 (講演会参加者) 22名
(交流会参加者) 43名
(グループワーク参加者) 22名
・新城市職員 3名
・愛知大学 (教官2名含む) 8名
・豊橋技術科学大学 (教官2名含む) 10名
延118名
参加学生のグループ
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リーダー |
1 |
2 |
3 |
4 |
A |
近藤圭太(B4) |
保木勝則(B4) |
加藤千尋(M) |
河合希(M2) |
谷口豊(M1) |
B |
郷内吉端(D3) |
エマニュエル(M2) |
阿部陽介(M1) |
天野洋介(B4) |
小川貴也(B4) |
C |
山川眞人(M2) |
伊藤佳代(M2) |
江間昭紀(M1) |
片野晃秀(M3) |
大石佑香(B4) |
●実施日時、場所
・日時:2006年9月2日(土)、3日(日)
・場所:三河CA(旧七郷一色小学校)
●セミナーの内容
セミナーの実施内容は、七郷一色・六本松地区(30世帯)を対象に、10数名程度の学生と住民による
グループで地域おこしワークショップを行い、地域の現状、課題、資源を掘り起こし、学生なりの提案を
試みる。
・ウォッチング・ヒヤリング(地域の課題、資源探しと現状把握)
・講義 (中山間地の問題の基礎知識を習得)
・交流会 (意見交換を含む交流促進)
・議論1 (住民、学生の協働グループワーク)
・議論2 (学生なりの提案を試みる)
・成果発表会、講評 (成果発表と講評)
●グループワークの内容と概要報告
・9月2日:交流会やヒヤリング、講義を通して基礎知識を得ると共に、学生が中山間地問題を理解、認識
を行った。
日時 |
スケジュール |
グループワーク内容 |
13:00〜 |
ウォッチング・ヒヤリング |
写真1 ヒヤリングの様子 当日は天気も良く、住民の方も積極的に協力していただき、様々な意見を伺うことができた。 |
14:30〜 |
講義1 講師:黍島先生 |
小学校に集まり、住民の方も参加して中山間地域の現状についての講義を受け、基礎知識を得た。 講義1では中山間地を含む地域連携に関わる愛知大学の黍島先生が、講義2では設楽町在住でNPO活動等も行われている加藤氏が、中山間地における問題と取り組みについて講義を行った。 写真2、3 講義の様子
学生はもちろん住民の方も真剣な表情で講義を受けていた。 |
10分休憩 |
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講義2 講師:加藤博俊氏 |
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16:30〜 |
現状と課題の整理 |
再び学生は各グループに分かれ、ヒヤリング内容及び講義内容から得られた結果について、メモ形式にしてまとめを行った。さらにメモの内容を分類し、翌日の議論のポイントについて話し合った。 |
17:30〜 |
交流会(夕食)
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写真4 交流会の様子 講義とはまた違った終始和やかな雰囲気で、交流が進んだ。 |
・9月3日:住民と議論を行いながら、学生なりの地域おこしの提案を考え、発表会を行った。
日時 |
スケジュール |
グループワーク内容 |
9:00〜 |
議論1 |
写真5 議論の様子 朝早くにも関わらず、活発な議論を行うことができた。 |
10:40〜 |
議論2 |
写真6 提案まとめの様子 2日間で学生なりに掴んだ事をもとにアイディアを出し合った。 |
11:30〜 |
発表会 |
写真7 発表会の様子 学生なりのアイディアに住民の方からも質問等がなされた。 |
11:50〜 |
講評とあいさつ |
各大学や住民の方による講評を行い、最後に区長さんによる挨拶で無事に終了した。 写真8 コメントの様子 写真9 区長さんのあいさつの様子
準備段階からたくさんのご協力をいただきました。 |
12:00 |
終了・解散 |
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