(資料1)東三河地域防災研究協議会と本学地域防災リサーチコア
 平成14年はじめの中央防災会議の地震災害対策強化地域の指定見直しを受け,本学は,いち早く東海・東南海地震の発生による大規模災害が危惧される東三河地域の自治体とともに, 災害に強い地域づくりに資する地域密着型防災対策・技術の調査研究とその成果の地域での応用と地域住民の防災意識啓発を目的とした,全国でも初の協議会を平成15年7月に設立して活動している。本学はこの協議会の調査研究実施の受け皿として地域防災リサーチコアを組織して,協議会(地元自治体)が求める調査研究を受託研究として実施し,一方地域防災対策に資する基礎研究の推進にも努めている。
 昨年度は4テーマ(8,000千円)の受託研究を実施,今年度は6テーマ(10,500千円)に拡大している。これらの研究は,地元自治体はもちろん地域住民,地元企業との連携のもとで進められている。
 このような地域と連携融合した研究プロジェクトと本取組によるプログラムを連動させてより効果的な実践教育を目指す。