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エフエム豊橋 『天伯之城ギカダイ』第204回放送「ディスプレイのいらない、ディスプレイ!?」電気・電子情報工学系 関口寛人助教

電気・電子情報工学系 関口寛人助教への取材は6月5日に行いました。

ディスプレイはコンピュータ、テレビ、携帯電話に付随するものとして、当たり前のように使っています。技術の進歩により、その画像は非常に滑らかなものとなり、最近では3Dテレビが出現し、立体的に画像を表示させることができつつあります。次世代のディスプレイは網膜にレーザで直接映像を描画し、認識させるタイプのディスプレイです。このシステムではディスプレイを用意する必要がなく、目で見ているものに重ねて画像が表示され、あたかもその場にあるように感じられます。この技術は両手を離すことのできない場所、例えば工場などでの利用や、他人に横から見られることがないために機密事項の表示への利用、3Dディスプレイを超えるバーチャルリアリティの実現への応用が期待されています。現在はメガネ型のタイプが開発されていますが、ゆくゆくは目に直接入れるコンタクト型ディスプレイが開発されることでしょう。

このような技術開発には、目の中で発熱を起こすようでは問題なので、非常に効率の良い発光素子の開発やシリコンLSIと発光素子の融合技術が必要となります。本研究室では、高効率で有害物質を含まない赤色発光素子の開発やLEDとLSI回路との融合技術の開発に取り組んでいます。

『今日から使って欲しい業界(専門)用語』 「半導体レーザ(semiconductor laser)」

レーザと言えば、聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。半導体により実現されたこのレーザは小型、低消費電力、安価であるために、CDやDVD、Blu-rayの光ピックアップや光ファイバの通信機器などに利用されています。現在のインターネット環境や音楽CDやDVDなどは半導体レーザがなければ誕生しなかったものですから、是非覚えておいてください。


[初版作成]:2012-6-25 [最終改定]:2012-6-25
広報部会

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