文字サイズ
検索

エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第283回放送「三枚寄れば、人間の目・・・を超える?~カメラの限界を超えろ~」情報・知能工学系助教 神納貴生

情報・知能工学系助教 神納貴生への取材は11月13日に行いました。

人間の眼は非常に優秀で、明暗差の激しいところでも情報を正確に捉えることができます。しかし、太陽ほど明るいものの直射は別で、早朝や夕方に車を運転していて逆光でまぶしくて危ないという経験はどなたにでもあるかと思います。では、そんな状況で車載カメラは役に立つでしょうか?

人間界には「三人寄れば文殊の知恵」と言うことわざがあります。実はカメラ界でも“適正露光で撮影した画像”、“暗く撮影した画像”、“明るく撮影した画像”の三枚を使えば、同じようなことができます。三枚の画像はそれぞれ撮影できたところが違うので、お互いの情報を足し合わせるとお互いに補い合って、逆光でまぶしいところも、暗いところも写った画像ができます。この画像をハイダイナミックレンジ画像と言います。カメラに詳しい方ですと、HDR画像と呼んだ方が、聞き覚えがあるかもしれません。

このように複数枚の画像を合わせることで、カメラ自体が持つ限界を超えることができ、将来は人間がまぶしくて見えないような状況でも、安全にスイスイ運転してくれる自動運転システムが開発されていくことでしょう。

『今日から使って欲しい業界(専門)用語』 「オートブラケット」

どちらかと言うとカメラの専門用語ですが、一眼レフカメラや今流行りのミラーレスカメラ、ちょっと良いコンパクトデジタルカメラには付いている機能で、実はこの機能を使うと簡単にHDR画像を作るために必要な三枚の画像を撮ることができます!後はネットでHDR作成ソフトを探して使ってやると、簡単にHDRアート画像を楽しむことができます。是非、このラジオを聞いて興味を持った方は、HDR画像を体験してみて下さい。


[初版作成]:2014-2-19 [最終改定]:2014-2-19
エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第283回放送「三枚寄れば、人間の目・・・を超える?~カメラの限界を超えろ~」情報・知能工学系助教 神納貴生

ページトップへ