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エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第267回放送「世界初、昆虫と融合した「用心棒バクテリア」を発見」エレクトロニクス先端融合研究所准教授 中鉢淳

エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第267回放送
「 世界初、昆虫と融合した「用心棒バクテリア」を発見— キジラミ細胞内でしか生きられない共生細菌が、毒を合成して宿主を防衛 —」
エレクトロニクス先端融合研究所准教授 中鉢淳


 

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エレクトロニクス先端融合研究所准教授 中鉢淳への取材は8月20日に行いました。

 

皆さんは「共生」という言葉から何を連想しますか?
海の人気者、クマノミとイソギンチャクの、持ちつ持たれつの関係を思い出す方も多いかも知れません。クマノミは、毒をもつイソギンチャクを利用して天敵から身を守る一方、イソギンチャクにエサのおこぼれを与えます。また、私たちの細胞の中にあり、酸素呼吸に欠かせない「ミトコンドリア」が、遠い昔、私たちの祖先に取込まれたバクテリアの末裔であることをご存知の方もいるかも知れません。このように、共生は生物の進化においてとても大切な役割を果たしてきました。


今回、中鉢准教授らは、理化学研究所、産業技術総合研究所、東京大学、東京工業大学、国立遺伝学研究所、チューリッヒ工科大学(スイス)、ボン大学(ドイツ)などと共同で、ミカンキジラミという害虫が、毒を作るバクテリアと融合して自らの一部とし、これを武器として天敵から身を守っていることを、明らかにしました。これは、ミトコンドリアのように宿主生物と一体化しながら、クマノミにとってのイソギンチャクのように防衛機能を果たす、まったく新しい共生の形を示すもので、これまでの常識を覆す、世界初の発見です。今回の成果は、生物学全般に大きなインパクトを与えるばかりでなく、毒を利用した画期的な医薬(抗がん剤等)の開発や、これまでにない、環境負荷の低い害虫防除法の開発につながると期待されます。

 

こちらのプレスリリースにて詳しい内容がご覧になれます。

 

 

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[初版作成]:2014-2-17 [最終改定]:2014-2-17

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