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エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第245回放送「光合成を行う藻類の色感知メカニズムの解析」エレクトロニクス先端融合研究所特任助教 広瀬侑

エレクトロニクス先端融合研究所特任助教 広瀬侑への取材は3月26日に行いました。

光合成は光エネルギーを用いて二酸化炭素と水からデンプンを合成する反応です。陸上植物はおもに青色光と赤色光を用いて光合成をするのですが、シアノバクテリアと呼ばれる藻類は、これに加えて緑色光や黄色光など多様な色の光エネルギーを利用して光合成をすることが知られています。

ある種のシアノバクテリアは、周囲に緑色光が多いときは緑色光を吸収する光合成色素タンパク質をつくり、逆に、赤色光が多いときには赤色光を吸収する光合成色素タンパク質をつくることで、効率よく光合成を行います。この現象は、緑色光と赤色光を感知するスイッチタンパク質(シアノバクテリオクロム)によって制御されています。

広瀬特任助教は、シアノバクテリオクロムの光変換メカニズムと、そのシグナル伝達経路を、生化学や分子生物学的な手法を用いて解明してきました。特に最近は、近年技術革新が急速に進んでいる次世代DNAシークエンサーとよばれる機器を用いて、ゲノム情報を元にした解析に取り組んでいます。

『今日から使って欲しい業界(専門)用語』 「次世代DNAシークエンサー」

次世代DNAシークエンサーとは、DNAを構成する4種類の塩基(A、T、G、C)の配列を、一度に大量に調べることのできる機械です。試薬を自動で混ぜあわせて画像情報を分析・データ化し、最終的に99.97%精度まで解析することができます。遺伝情報があれば、大腸菌を使って人為的に増殖させることができます。


[初版作成]:2013-04-03 [最終改定]:2013-04-03
エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第245回放送「光合成を行う藻類の色感知メカニズムの解析」エレクトロニクス先端融合研究所特任助教 広瀬侑

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