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エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第241回放送「分子シミュレーションを用いたウクライナとの共同研究」情報・知能工学系准教授 栗田典之

情報・知能工学系 栗田典之准教授への取材は2月26日に行いました。

生体内でのDNA、タンパク質等の生体高分子の機能を理解するためには、それらの構造を決定するのみでは不十分であり、量子化学計算により、生体高分子の電子状態、化学反応特性などを明らかにする必要があります。

本研究室では、生体高分子の電子状態解析に有効な分子軌道法を開発し、DNA、タンパク質、及びリガンド間の特異的認識反応機構を、電子レベルで理論的に解明しようとしています。

また、DNAチップに代わる新規バイオチップの提案を目指し、様々な人工核酸のモデルを作成し、DNA1重鎖との相互作用機構、及び電荷移動機構を解析しています。

『今日から使って欲しい業界(専門)用語』 「分子シミュレーション」

分子シミュレーションとは、最新の計算機を使って、様々な分子の構造、物理化学特性を計算し、それらの分子の機能を解明しようとする研究です。実験では、観測困難な現象も、計算機の中でモデル化し、可視化することができます。例えば、生命機能を担っている重要な分子であるタンパク質、DNA、RNAと様々な低分子の相互作用の機構を、シミュレーションすることにより、効果的な新薬の提案、あるいは、人体への放射線の影響の予測などを、行うことができます。


[初版作成]:2013-03-07 [最終改定]:2013-03-07

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