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エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第222回放送「物の性質を変える」電気・電子情報工学系准教授 石山 武

電気・電子情報工学系石山武准教授への取材は10月11日に行いました。

世の中にある、物質・材料といったものの性質は初めから決まっています。例えば、電気を通すもの、通さないもの、光るもの、光らないもの、等です。そのため、電気分野では使える材料だけれども、同時に光も必要な個所には使えないというような制約が生じる場合があります。しかし、非常に小さく目には見えない世界ですが、原子のレベルでその物質に手を加えることにより、その性質を大きく変えることができる場合があります。

例えば光らないものが、光るようになったり、あるいは、電気を通しにくかったものが通しやすくなったりします。さらに、そのような物質・材料の大きさを目に見えない小さいサイズで作ることで、全く新しい性質を生み出せる可能性も広がります。このように、物の性質を人為的に変えることにより、世の中の役に立つような、新しい材料を創り出すことができます。

『今日から使って欲しい業界(専門)用語』 「ナノマテリアル」

最近、科学技術の世界ではよく聞く単語ですが、まだまだ一般的な知名度はないと思います。ナノとは10-9、すなわち10億分の1になります。最近、ナノマテリアルと呼ばれる、数nm(ナノメーター)から数百nm程度の大きさの物質がよく研究されています。当然、このような物質は人為的に作られたものですから、そのような技術を総称してナノテクノロジーと呼びます。ナノテクノロジーにより生み出されるナノマテリアルは、工業分野をはじめとした、様々な分野で活かすことができる材料として期待されています。


[初版作成]:2012-10-30 [最終改定]:2012-10-30

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