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エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第215回放送「コンピュータが柔軟に学ぶには」情報・知能工学系准教授 村越一支

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情報・知能工学系 村越一支准教授への取材を8月23日に行いました。

 

コンピュータと人間は比較されることがあります。一般にコンピュータは検索を確実にこなすとか計算を間違えないなどの作業が得意ですが、人間はこれらの単純作業は苦手で間違いやすい面があります。反面、コンピュータに何か命令するときに融通がきかないことがありますが、相手が人間ならこちらの意図をくみ取ってくれて柔軟に対処してくれることがあります。


コンピュータに人間のような柔軟な対応を行わせるのにはいろいろなアプローチがあるとは思いますが、今回はいままでうまくいっていたことが急にうまくいかなった時に、より柔軟に対処する学習について説明をしたいと思います。人間や動物ならば、このような状況が変わってしまってうまくいかなくなれば他の事を試してみようとか、比較的早く柔軟に対処できると思いますが、そういうことを指示されていないコンピュータには難しいことになります。


 

 

今日から使って欲しい業界(専門)用語】「強化学習」

 

学習にはいくつかのタイプがありますが、正解を教えられて学習するのではなく、何かしてみた結果が良かったか悪かったかということを報酬という形で受け取って学習するタイプです。その報酬の結果が良ければ、それより前に行った行動が良い行動だったということなので、次に同じような状況になったらその行動を起こしやすく学習し、逆に結果が悪ければそれにつながった行動をしないようにする学習です。強化学習という言葉は聞いたことがなくても、この方法自体は我々人間がよく使っている方法ですので、実は大変身近な学習です。

  

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[初版作成]:2012-9-6 [最終改定]:2012-9-6

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