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エフエム豊橋『天伯之城ギカダイ』第212回放送「夢の「バッテリーレス電気自動車」走行の実現に向けて -電化路面から自動車ホイールへの送電実験に成功-」電気・電子情報工学系 大平

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電気・電子情報工学系 大平 孝教授への取材は7月23日に行いました。

 

波動工学研究室(大平研究室)は電化道路電気自動車EVER (Electric Vehicle on Electrified Roadway) の実現を目指して研究を進めてきました。
 

同研究室では電車のパンタグラフの働きを自動車のタイヤが果たせないか(タイヤは常に路面に接地していることに着目)と発想。タイヤはゴム製なので通常の50/60Hzの電流はまったく流れません。そこで、電流を10MHz以上の高周波エネルギに変換してタイヤに供給するというしくみを考えました。このたび、路面下に埋設したアルミ板から車輪のアルミホイールへ電力を伝送する実験に成功するに至りました(図A)。成功のポイントは、路面下導体板とタイヤ内スチールベルト間の静電容量C1、ならびに、スチールベルトとアルミホイール間の静電容量C2をうまく利用して高周波回路を構成したことです(図B)。高周波電源(インバータ)からのエネルギがこれら静電容量を介して車軸に伝わり、その結果100W白熱電球が明るく輝きました。この技術で主要幹線道路が電化できれば、小さなバッテリの電気自動車で長距離旅行することが夢ではなくなります。

 


 

 

今日から使って欲しい業界(専門)用語】「電化道路電気自動車」

 

大容量バッテリーを車載せず、道路インフラからエネルギーを集電して、電気鉄道のように走行する理想の電気自動車です。もしこれが実現できれば、現在のEVの普及を妨げている主要3大要因である、1)航続距離が短い、2)充電時間が長い、3)車両価格が高い、を一挙に解決することが期待できます。

  

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[初版作成]:2012-8-30 [最終改定]:2012-8-30

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