文部科学省 科学技術人材育成費補助事業「テニュアトラック普及・定着」事業

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国立大学法人 豊橋技術科学大学 テニュアトラックプログラム

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第40回ランチコロキアを開催します。

☆第40回ランチコロキア(40th Lunch Colloquium/Lunch Colloquia: 2017-2018 4th)☆   
 
2017年12月14日(木)に、恒例の「ランチコロキア」を開催します。ランチコロキアでは、
テニュアトラック教員が昼食を兼ねて、最先端研究のプレゼンテーションを行います。入退室は
自由で、昼食をとりながら聴講するラフなスタイルのプレゼンテーションです。 ----------------------------------記------------------------------ 【第40回ランチコロキア】聴講自由 ------------------------------------------------------------------ 【日 時】平成29年12月14日(木) 12:15~12:55 【場 所】ひばりラウンジ 【費 用】無料・但しランチはご自分でご用意ください。 【講 演】高橋一浩 テニュアトラック講師 (電気・電子情報工学系) 【タイトル】「 IoT社会に貢献するMEMS*ケミカルバイオセンサ: 生体分子の相互作用計測と原子膜の振動を利用した単一におい分子計測を目指して 」 【概 要】

身の回りのモノがネットワークとつながることにより新しい価値が生み出され、産業の仕組みやライフスタイルなどに大きな変化をもたらす概念として、IoT(Internet of Things)が注目されています。IoTの普及に向けてカギとなるのが、現実世界と仮想空間(コンピュータ)を結びつけるセンシング技術です。私たちの身の回りに存在する様々な物理量である、光、加速度、温度、湿度、音、圧力などはMEMS*とよばれるマイクロスケールの機械構造の動きを利用することによってこれらの物理量を数値化しています。一方で、身の回りでセンシングの対象となるパラメーターとして、においや生体情報などの化学量を計測するセンサデバイスの開発は物理センサと比較して研究が遅れています。本発表では、化学物質や生体分子の吸着量を測るケミカルバイオセンサとして、吸着分子間の分子間力と質量を計測するMEMS技術を紹介します。ナノオーダーの柔軟な薄膜上へ分子を吸着させることによって、分子同士のインタラクションを機械量に置き換えて計測することが可能です。この分子間力センサにより、一滴の血液からさまざまな病気を検査する診断チップの開発を目指しています。また、分子質量を計測するケミカルセンサでは、振動する薄膜部として炭素原子一層により構成されるグラフェンを使用することにより質量感度を桁違いに向上し、一分子のにおい物質の計測が可能です。におい物質や分子識別機能に優れる生体分子をプローブとしてグラフェン共振器上に修飾することにより、これらの機能をネットワークとつなぐインターフェースとしての役割を担います。すなわち、すべてのモノに生体分子の機能を付与する革新的基盤技術としてIoT社会への貢献が期待されます。

*MEMS: Micro Electro Mechanical Systemsの略 微小電気機械システム

    
    
    

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39th Colloquia







                    

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