研究倫理に関する講演会を開催しました。

イベント報告 | 2017年2月 7日

1月30日に「研究倫理に関する講演会」を開催しました。平成26年8月に文部科学大臣決定された「研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン」に基づく研究倫理教育の一環として、 eラーニングプログラムの受講や大学院学生を対象とした共通科目「研究者倫理」の履修等に加え、さらに、研究活動における不正行為に対する理解を深めるとともに意識を高め、公正な研究活動を推進していくことを目的として実施しました。

研究公正責任者の大貝理事・副学長による挨拶の後、日本学術振興会理事 家 泰弘氏から「科学の健全な発展のために－研究倫理啓発と学術振興会の取組み」と題して、研究活動における不正行為や不適切な行為をはじめ、日本学術会議の会員として、とりまとめにあたった「回答 科学研究における健全性の向上について」（2015年3月）の要点について、分かり易く説明があり、教職員・学生を合わせた約90名の参加者は熱心に聴き入っていました。

講演後には、学生に対する研究倫理教育の方法等について、活発な質疑応答が行われました。